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ヨーロッパ芸術音楽の終焉 アードリアーンの音楽

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フォーマット 書籍
発売日 2018年01月12日
国内/輸入 国内
出版社彩流社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784779124136
ページ数 288
判型 四六

構成数 : 1枚

はじめに

第一章 アードリアーンの時代
一 「ファウストゥス博士」
二 アードリアーンの時代
三 架空の作品と現実の作品

第二章 ヨーロッパ音楽の音組織
一 調性音組織と現代の音楽文化
二 旋法について
三 和声について
四 拍子について
五 その他の特質について

第三章 モンタージュされた作曲家たち
一 危機への創造的解答を求めて
二 クロード・ドビュッシー
三 アーノルト・シェーンベルク
四 ベーラ・バルトーク
五 イゴール・ストラヴィンスキー
六 〈作曲〉行為としての現代芸術音楽

第四章 アードリアーンの死のあとに
一 現代芸術音楽のカオス
二 音楽文化のライフサイクル
三 アメリカ民衆音楽系の誕生
四 ヨーロッパ芸術音楽の終焉と音楽文化の再生

終章 現代日本の音楽文化
一 東西二洋の音楽の遭遇
二 日本のアードリアーンとその子供たち

(増補)
「現代音楽と基本的音感覚」「L.W. メーソンの和声教育」
「日本のアードリアーンー山田耕筰と20 世紀ヨーロッパ音」

注、参考文献

  1. 1.[書籍]

ドビュッシー、シェーンベルク、バルトーク、ストラヴィンスキーの音楽を〈作曲行為〉と〈音組織〉の観点から考察!

ルネッサンス以来のヨーロッパが歴史上かつてない変動にみまわれた時期、〈現代〉が始まる直前の〈近代〉として区分される時代およびそれ以降の音楽文化の変容を、トーマス・マンの小説『ファウストゥス博士』の主人公、作曲家アードリアーンを象徴として、激しく変貌していった音楽芸術の特色を語る。

※本書は『アードリアーンの音楽』(1979年)を改題、増補改訂した新版です。

作品の情報

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著者: 藤原義久

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