イスティント あるがままに

テノール笛田博昭、自身初のライヴ録音

藤原歌劇団やソリストとして現在活躍を広げる新たなスター、テノール笛田博昭の初のソロ・アルバムです。2017年3月宗次ホールで行なわれた渾身のリサイタルをライヴ・レコーディングしました。圧倒的な声量と、情感豊かな感性が結びついた歌唱力には脱帽です。2017年現在の笛田の、まさに『あるがまま』の歌声をぜひお聴きください。

＜笛田博昭(テノール)＞
名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学院修了。中島基晴 リナ・ヴァスタ女史に師事。名古屋芸術大学特別公演プッチーニ『トゥーランドット』カラフ役でオペラデビュー。その後、イタリアへ渡り、留学中にコンクールで優勝。フェラーラ歌劇場にヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』マンリーコ役で出演し、イタリアデビューを果たす。ほか、イタリアをはじめ国外において多数のオペラやコンサートに出演しながら研鑽を積む。帰国後はヴェルディ『仮面舞踏会』リッカルド(2013)、プッチーニ『トスカ』カヴァラドッシ(2016)(2017)、『ラ・ボエーム』(2007)(2016)、『蝶々夫人』ピンカートン(2014)、ビゼー『カルメン』ドン・ホセ(2016)、ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』テバルド(2016)、など藤原歌劇団公演をはじめとし、プリモ・テノールとして数々の公演に参加し常に好評を博している。中でも2017年、世界的ディーヴァのマリエッラ・デヴィーアの相手役、ポッリオーネを務めた日生劇場、藤原歌劇団公演のベッリーニ『ノルマ』での好演は、特筆に値する賞賛を得た。また、イタリア・ヴァチカン国際音楽祭に参加し枢機卿の音楽ミサで演奏。国内でもベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、モーツァルト「レクイエム」、などのソリストとしても活躍し、NHKニューイヤーコンサートなど、様々なコンサートに出演。類まれなる"声"と生まれ持った体格、ベルカントの技術を活かし、各地で高い人気を得ている。今後の活躍が最も期待されるテノールである。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。文化庁新進芸術家海外留学制度研究員。第50回日伊声楽コンコルソ第1位、及び五十嵐喜芳賞・岡部多喜子賞多数受賞。藤原歌劇団団員。新潟県湯沢町特別親善大使。
オクタヴィア・レコード

藤原歌劇団やソリストとして現在活躍を広げる新たなスター、テノール笛田博昭の初のソロ・アルバム。2017年3月宗次ホールで行なわれた渾身のリサイタルをライヴ・レコーディング。圧倒的な声量と、情感豊かな感性が結びついた歌唱力には脱帽。現在の笛田の、まさに『あるがまま』の歌声をぜひお聴きください。 (C)RS