ノルウェーのドラマー/コンポーザー、トーマス・ストレーネン率いるアコースティック・バンド、Time Is A Blind Guideの3年ぶりの2作目が180g重量盤LPでも登場。
以前よりも人数が少し減りクインテットとなったが、和歌山生まれの日本人女性ピアニスト田中鮎美が参加。日本とノルウェーの間を自らのインプロヴィゼーションを通しコネクションを作ってきた彼女、ストレーネンも前作以上に光を当てるようなコンポーズを披露している。
前作同様ストリングスは健在でストリングス・トリオにもピアノ・トリオにも自由になりうるクインテットいかにもECMらしい音楽を展開!
(パーソネル) Ayumi Tanaka(p) Hakon Aase(violin) Lucy Railton(violoncello) Ole Morten Vagan(double bass) Thomas Stronen (drums, percussion)
発売・販売元 提供資料(2017/12/19)
ドラマー、トーマス・ストレーネンの新プロジェクト。『Food』がエレクトロであったのに対し、『Time is a Blind Guide』は、ノルウエーとイギリスの音楽家で構成されたオール・アコースティックなアンサンブル。ピアノトリオを中心に、サブ・グループに分けられた楽器群が重なる。波状的に広がっていくリズムを追いかけるようにして、アンサンブルの密度が増す、そんなイメージだろうか。誰もソロを取らないまま、演奏は終わるような捻れた旋律の音楽、というのがトーマス自身のイメージのようだ。コリン・ヴァロンと音楽の作り方は似ているのではないか。静かな楽器の囁きに囲まれる、そんな気分になっていく。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.131(2017年11月25日発行号)掲載)