2017年6月28日デビュー盤『集団行動』をリリースした、集団行動のセカンド・アルバム。自己紹介的な意味合いのあったデビュー盤から、更なる広がりを見せる1枚。今作では様々な"出会いと別れ"をイメージした楽曲を中心に、"真部脩一らしさ"を感じる「充分未来」から、初となる齋藤と真部のデュエットソング「会って話そう」、アップテンポでライブ感満載な「鳴りやまない」、大人っぽいヴォーカルが印象的なバラードソング「オシャカ」など、更に発展を遂げた集団行動のサウンドになっている。 (C)RS
JMD(2017/12/19)
「21世紀、充分未来です」
かつてゼロ年代の新生J-popメーカーと呼ばれ、ポストyoutube時代のポップマエストロを名乗った真部脩一
それから10年、前作「集団行動」において、「きたるべき王道」を標榜した、真部率いる集団行動が、2018年にして、早くも21世紀に三行半をつきつける!?
全8曲からなる、遠い未来のアーカイブ集
それはいつか訪れる失恋の記憶
それはまだ見ぬ過去の栄光
最先端では古すぎる、というあなたのために
さあ、未来を振り返ってみましょう
今作では様々な「出会いと別れ」をイメージした楽曲を中心に、"真部脩一らしさ"を感じる「充分未来」から、初となる齋藤と真部のデュエットソング「会って話そう」、アップテンポでライブ感満載な「鳴り止まない」、大人っぽいヴォーカルが印象的なバラードソング「モンド」「オシャカ」など、バンドのイメージを更新する、更に発展した集団行動のサウンドになっている。
発売・販売元 提供資料(2017/12/18)
初作はまだまだ試運転だったと思わせられる、手応え十分のセカンド・アルバム。ユーモラスなのに物悲しいデュエット・ソング"会って話そう"、真部脩一節が全開のキラー・チューン"充分未来"という冒頭の2曲は、ポップ職人としての確かな手腕を改めて証明する出色の仕上がりだ。〈未来=別れ〉というコンセプトを漂わせつつも、ラストの"モンド"から"オシャカ"の流れでささやかな希望を感じさせる構成もいい。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.412(2018年2月25日発行号)掲載)