| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2017年12月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ALM Records |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ALCD-1169 |
| SKU | 4530835111924 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:19:47
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古典派のプログラムで 素敵なコンサートやCDを作っている 小倉貴久子さんの プレイエルを弾いたビゼーのアルバム!
一部の曲だけの感想は…
ラインの歌~6つの無言歌~
シンメトリーな構成の組曲。
最初の「夜明け」は 最後の「帰郷」とともに、長い旋律をじっくり聴かせる親しみやすい曲。
その間に、描写的な4曲の異なる色合いが素敵でした。ただ、第4曲のボヘミエンヌは どう聴いても『ラテン系』で ビゼーらしさが微笑ましかったです。
小倉さんのフォルテピアノは「夢想」でも「ないしょ話」でも、しっかりと鳴らした 力強い(ダイナミックさと繊細さを完備した)演奏が聴けました。
幻想的な狩り 変ホ長調
序奏のホルンの音色のところでのエコーの表現は、金管楽器の音色が聴こえてきました。主部のアレグロでは獲物を追う馬の足音が霧の草原から響いてくるみたい。プレイエルの角が取れた音色が タイトルの『幻想的』にピッタリ。
劇付随音楽〈アルルの女〉(作曲家自身によるピアノ版)
選曲は、組曲に組み入れられた原曲をほぼ網羅したもの。
音楽を聴きながら、フランス、プロヴァンスの風景を勝手に想像できるアルバム。
ビゼー自身のピアノ版。ダイナミックでもあり、オケの組曲で『パストーラル』と題された曲では、少ない音で、それは牧歌調の田園の音楽が(そこには教会の鐘の音も)響いてきました。
ビゼーのピアノ作品を聴く機会は少ないですが、素敵なピアノ曲がたくさん書かれています。プレイエルの渋い音色が ピッタリです。
クラシックファン、全員に聴いてもらいたいアルバムです。