貴志康一没後80年記念ヴァイオリン・ソナタ新録音!貴志のヴァイオリンへの情熱が浮かび上がる! (C)RS
JMD(2017/10/18)
貴志康一没後80年記念ヴァイオリン・ソナタ新録音!
貴志のヴァイオリンへの情熱が浮かび上がる!
没後80年記念
天賦の才を持った音楽家 貴志康一(1909-1937)の生涯や音楽性に長らく親しんできた北浦洋子によるソナタの記念すべき録音。壮大なスケールの中に、貴志のヴァイオリンへの情熱が浮かび上がる。「竹取物語」や「漁師の唄」など独奏曲は北浦ならではの新たな息吹が感じとれる。※貴志康一は日本人として近衛秀麿に次いで2人目にベルリンフィルを指揮し、自作曲をレコーディングしている。また日本人として初めてストラディヴァリウスを入手するなど演奏活動や作曲、映画まで、多才な能力を発揮した。ヴァイオリン・ソナタが発見されたのは後年だが、貴志の作品の中でも重要な位置を占めている大曲である。6つのヴァイオリン独奏曲は1932年頃に作曲されており日本の情緒や風景を存分にちりばめられた美しい作品。「竹取物語」は湯川秀樹博士がストックホルムでノーベル賞受賞の晩餐会の時に演奏されたことでも有名。(1/2)
東武ランドシステム
発売・販売元 提供資料(2017/10/11)
<北浦洋子 (ヴァイオリン)>
小杉博英、辻吉之助、ラミー・シェヴェロフ、宗倫匡、室内楽をクラウス・シュトルクに師事。全日本学生コンクール高校の部西日本第1位。大阪音楽大学卒業。同年、ハノーファー国立音楽大学大学院に留学。ザルツブルグ、エジンバラ、アッシジ、テーゲルンゼーの講習会で、バルビエリ、ヴェーグ、ノーデルの各氏に指導を受け、それぞれの修了演奏会に出演。また、イスラエルでサマースクールを修了。その後、イスラエル各地を演奏旅行。帰国後は、多数のリサイタルを開くほか、大阪フィル、関西フィル、神戸市室内合奏団、大阪シンフォニカー、その他のオーケストラと共演。早くから貴志康一作品の紹介やコンサートを手掛け、地元はもとより内外において貴志の演奏表現には定評がある。神戸市の親善使節団としてオーストラリアへ、また神戸市室内合奏団と共に韓国、ヨーロッパ(ポーランド、ドイツ、ベルギー、スイス、オランダ)への演奏旅行を行う。1983年から10年間神戸市室内合奏団のコンサートマスターを務める。西宮市少年少女合奏団と中国、ドイツへの演奏旅行を行う。NPO法人国際音楽協会の親善使節団として中国の演奏旅行を行う。近年では、ブルガリア国立フィルハーモニーのゲストコンサートマスターとして招かれ、貴志康一の作品を演奏、翌年はブルガリア国立フィルハーモニーの定期演奏会でブラームスの協奏曲を演奏。平成20年度文化庁在外研修員特別派遣としてイギリスに留学。平成22年度(財)ローム ミュージックファンデーションの音楽研修生として2年間イギリス、ドイツに留学。2011年以来、毎年、ドイツ・ゾンダスハウゼンにて講習会を開催。神戸市文化奨励賞、ブルーメール賞、兵庫県芸術奨励賞、大阪文化祭賞奨励賞を受賞。2017年現在、大阪音楽大学特任教授、神戸山手女子高等学校音楽科講師、西宮市少年少女合奏団団長。
<竹内素子 (ピアノ)>
桐朋学園女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。横山よし子、国屋節子、馬島瑞枝、井口基成に師事。その後、ウィーン国立音楽大学に留学し、ブルーノ・ザイドルホーファー、イレーネ・バルバック、ヨーゼフ・ディッヒラーのもとで研鑽を積む。辻久子の伴奏ピアニストを12年間つとめた他、ジークフリート・フューリンガー(ウィーン弦楽六重奏団viola)との共演、クラウス・シュトルク(ハノーファー音大教授cello)マスタークラスのコレペティを、ドイツ・広島に於いてつとめるなど、内外のアーティストの信頼は厚い。NPO法人国際音楽協会の親善使節団として中国の演奏旅行を行う。(2/2)
東武ランドシステム
発売・販売元 提供資料(2017/10/11)