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フォーマット |
CD |
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構成数 |
8 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年10月25日 |
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規格品番 |
PROC-2084 |
レーベル |
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SKU |
4988031247471 |
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも一部採用)
※解説:板倉重雄他、解説書合計44ページ
メロスSQ2度目のベートーヴェン全集録音が久しぶりに復活。伝説的名盤!
メロス弦楽四重奏団は、1965年にヴュルテンベルク室内管弦楽団とシュトゥットガルト室内管弦楽団の首席奏者たちによって結成されたドイツの弦楽四重奏団です。結成メンバーは第1ヴァイオリンがヴィルヘルム・メルヒャー(1940~2005)、第2ヴァイオリンがゲルハルト・フォス(1939~)、ヴィオラがヘルマン・フォス(1934~)、チェロがペーター・ブック(1937~)。メルヒャーはレーンとカルミレッリに、フォス兄弟はヴェーグに、ブックはヘルシャーに師事しており、それぞれヨーロッパの室内楽演奏の伝統を受け継いだ奏者が集まりました。「メロス」の名称の由来は、第1ヴァイオリンのMelcherのMelと第2ヴァイオリンとヴィオラのVoss兄弟のosを組み合わせ、ラテン語で「歌」「旋律」を意味するmelosに掛けたものです。
20世紀後半の合理化された弦楽器の技法と、中央ヨーロッパの室内楽の演奏伝統を受け継ぎ、平均年齢28歳の新鮮なセンスをもった彼らの四重奏演奏は結成当初から高い評価を得ました。1967年には早くもドイツのインターコード社が録音契約を結び、1970年のベートーヴェンの生誕200年記念年に合わせて弦楽四重奏曲全集をリリースしました。その間の1969年にはDGが専属契約を結び、以来20年にわたって数多くの作品の録音を行いました。1970年には初の録音(バルトーク、コダーイ、ヴェイネル)を行っています。同時に世界的な演奏活動も開始し、1970年代の初めにはソ連、アメリカ、南アフリカに、1978年には日本やオーストラリアを含む極東ツアーを行いました。
彼等にとって2度目のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、DGとの数々の録音や世界的な演奏旅行により彼らの名声が頂点に達した1983年から1986年にかけて、初期、中期、後期の順にじっくりと録音されたものです。彼らの演奏にはもってまわった表現や、やり過ぎは一切見られません。まったくのオーソドックスな解釈が、4つの楽器があたかも一つの楽器のように鳴り響く調和のとれた美しさ、艶やかでいて落ち着きのある音色により、まったく自然な音楽を生み出し、ベートーヴェンだけを感じさせる名演奏に結実しています。DGらしい柔らかな録音も美しく、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の、良い意味での模範的な演奏が聴ける名全集と言えるでしょう。
今回の復刻は2005年に国内盤で再発されて以来となり、価格面でも半分以下を実現しました。尚、初出時は、初期、中期、後期と3分割で発売された後に国内盤でのみ後にセット化されました。解説書は新規の序文解説と共にオリジナルの日本語訳をそのまま掲載しており、44ページに及ぶ充実した解説は楽曲を理解する上でも重要な手引きとなるでしょう。今回のメロス弦楽四重奏団の復刻は、全5作を発売いたします。
構成数 | 8枚
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
[DISC1]
1. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 作品18の1、
2. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 作品18の2、
3. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 作品18の3
[DISC2]
4. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4
5. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5、
6. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6
[DISC3]
7. 弦楽四重奏曲 ヘ長調 (ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14の1による)
8. 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 作品59の1≪ラズモフスキー第1番≫
[DISC4]
9. 弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 作品59の2≪ラズモフスキー第2番≫
10. 弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 作品95≪セリオーソ≫
[DISC5]
11. 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 作品59の3≪ラズモフスキー第3番≫
12. 弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 作品74≪ハープ≫
[DISC6]
13. 弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127、
14. 弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131
[DISC7]
15. 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130、
16. 大フーガ 変ロ長調 作品133
[DISC8]
17. 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132、
18. 弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 作品135
【演奏】
メロス弦楽四重奏団
ヴィルヘルム・メルヒャー(第1ヴァイオリン)/
ゲルハルト・フォス(第2ヴァイオリン)
ヘルマン・フォス(ヴィオラ)/
ペーター・ブック(チェロ)
【録音】
1983年6月-1986年5月 バンベルク、ツェントラルザール
【原盤】
Deutsche Grammophon
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
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5.[CD]
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6.[CD]
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7.[CD]
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8.[CD]
ハイドンが開拓した弦楽四重奏曲をベートーヴェンは、技巧や精神性も含めて極め尽くしており、名弦楽四重奏団が全集録音をした多数の名盤で満喫することができます。聴者が好みの四重奏団をチョイスすれば良いと思いますが、メロスは全体が一つの楽器の様に響く精密な演奏をします。調和の取れた美しい響きから精神性の表現に深みを感じることができますし、ドイツらしい落ち着きのある重厚な音にも特徴があります。高評価の演奏であることは間違いなく、アルバン・ベルク等を好む聴者も新たな愉しみをしてみて下さい。
※デジタル(セッション)録音、ルビジウム・クロック・カッティングCD、紙製クラムシェル・ボックス20ミリ厚、各CD不織布ケース、日本製。
「伝説」のままに終わらせたくない、類い希な名盤。緻密なアンサンブルと鮮烈な推進力で、ベートーヴェンの真髄に迫っている。私見では、特に短調作品に良さが出ていて、第14番・第15番・ラズモフスキー第2番が素晴らしい。
いかにもドイツのカルテットらしい緊密で揺るぎのない演奏です。曲によってはもう少し柔らかい感触も望みたいところですが、レベルが高いことは間違いなく、基本的なライブラリーとして最適かと思います。音質はクリアーですが高域が若干きつめに感じます。
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