フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年10月13日 |
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規格品番 |
XL-872CDJP |
レーベル |
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SKU |
4580211852361 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
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1.[CD]
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1.Biscuit Town
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2.The Locomotive
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3.Dum Surfer
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4.Slush Puppy
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5.Bermondsey Bosom (Left)
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6.Logos
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7.Sublunary
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8.Lonely Blue
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9.Cadet Limbo
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10.Emergency Blimp
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11.Czech One
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12.A Slide In (New Drugs)
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13.Vidual
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14.Bermondsey Bosom (Right)
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15.Half Man Half Shark
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16.The Cadet Leaps
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17.The Ooz
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18.Midnight 01 (Deep Sea Diver)
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19.La Lune
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マウント・キンビー作品への客演を経て届いたセカンド・アルバム。かつて名乗っていたズー・キッドを連想させるタイトルだが、トム・ウェイツ直系のシャガレ声とデカダンな詞世界はさらに研ぎ澄まされており、ジャズにもトリップ・ホップにも転がる音楽性は現時点でのキャリアの集大成と言えそう。同じ南ロンドン出身のコスモ・パイク然り、いったいどんな環境で育ったら若くしてこんな楽曲が作れるんだ?
bounce (C)上野功平タワーレコード (vol.408(2017年10月25日発行号)掲載)
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弱冠18歳でイギリス「BBCサウンド・オブ・2013」にノミネートされ、十代のうちにスターダムに上り詰めた天才、アーチー・マーシャルによる4年ぶりの新作。先ごろリリースされた盟友マウント・キンビーのアルバムにも参加、ジェイムス・ブレイクやミカチューらとともに鮮烈なコラボレーションを果たした事も記憶に新しい。トム・ウェイツを彷彿とさせる独特のハスキーヴォイスはそのままに、新曲《Dum Surfer》では、マーク・スチュワートに接近する不穏なポストパンクを展開。"テン年代のブルーズ"ともいうべき、現代の若者の懊悩と孤独をデビュー作で描いてみせた彼の闇の奥は、ますますもって深みを増している。
intoxicate (C)越山遊歩タワーレコード (vol.130(2017年9月25日発行号)掲載)
多種多様な音楽性で、オーセンティックでありながらもモダンなドープサウンドを展開する天才SSWの二作目。陰鬱とした雰囲気に踊らされる③エルヴィスのバラードばりの甘い歌声を響かせる④チャットベイカーへの敬意を感じる⑧など、なんと全19曲収録という攻めに攻めた傑作。一度聞いたら離れない、唯一無二の嗄れ声で歌われる悲観的で衝動的な世界が最高!まさに孤高のアウトサイダー。そんな彼が時代を超え続けるのだ!
今まで音楽の歴史にも敬意を払い、現代の若者らしい音楽をそこに当てはめていくというスタイルはよくあるけれど、現行の音楽にありがちな心地いい、という音楽とは完全に一線を画していて、聞き流すことのできない重たい音楽の括り。けれど聴きやすくて時代に流されて行ってしまう、所謂消費される音楽では無い、人間の汚い部分でさえ浮き彫りにするリアルな音楽はこういうものだと思い出させてくれます。
