ただ愛しくて、ただ懐かしくて
ソプラノの第一人者が歌うカバーアルバム
ヨーロッパの名門歌劇場にも認められた輝かしい歌声が魅力のオペラ歌手幸田浩子。次のアルバムは、時代が変わっても色あせることのないJ-POPの名曲をカバーします。70年代から今世紀にかけての世代を超えて歌い継ぎたい名曲の数々を選曲。作品の歌詞(言葉)に魅せられた幸田浩子が新たな言霊を吹き込み歌います。多くのアーティストがカバーをしている中島みゆきの「糸」を始め、国民に愛され、歌われ続けている名曲を幸田のまろやかで美しい歌声と表現力、そして色彩豊かなアレンジで綴ります。歌のもつ意味を改めて感じさせてくれる1枚になるでしょう。
思い返すといつも私の人生は歌と共にありました。そして皆さまの甘酸っぱい青春の一コマや、切なく眠れない夜にも、きっと歌がよりそっていてくれたことだと思います。このアルバム誕生のきっかけとなったのは、中島みゆきさんの『糸』という歌です。
~縦の糸はあなた、横の糸はわたし、
織りなす布は いつか誰かを温めうるかもしれない~
この歌を聴いて生まれた感情を、皆さまと共鳴したくなりました。曲選びに悩んでいる際には、たくさんの方々が、ご自身と歌との、すてきなエピソードを語ってくださいました。初恋や、失恋や、学生時代や、今の自分....。同時代に生まれ、育っていく、皆さまの想い出も内包した、雄大で愛しい歌たちが、結びつき、集いました。信頼する音楽仲間が、それぞれの想いを込めた光を曲に当ててくださり、かけがえのないセッションが実現し、わたし自身、その歌に、詞に、音楽に、仲間に、この瞬間に、たくさんのエネルギーをいただきました。アルバム誕生に携わってくださった全ての方々に感謝いたします。「明日はきっと、よりすてきな日でありますように」と願いつつ、明日の貴方にこの歌たちをお送りいたします。幸田浩子(1/2)
発売・販売元 提供資料(2017/10/13)
<幸田浩子>
東京藝術大学を首席で卒業。同大学院、及びオペラ研修所修了後、ボローニャ並びにウィーンに留学。数々の国際コンクールで上位入賞後、欧州の主要歌劇場へ次々とデビュー。カターニア・ベッリーニ大劇場『清教徒』エルヴィーラ、ローマ歌劇場『ホフマン物語』オランピア、シュトゥットガルト州立劇場『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア等大舞台で重要な役を演じ、オペラの母国で豊かな経験を積む。2000年には名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、『魔笛』夜の女王、『ファルスタッフ』ナンネッタ等に出演。帰国後は、『ばらの騎士』ゾフィー、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ、『こうもり』アデーレ等で好評を博す。近年では新国立劇場『ホフマン物語』オランピア、びわ湖ホール『リゴレット』ジルダ、二期会『魔笛』パミーナ等で活躍。また、幸田を"かぐや姫"役に想定して指揮者沼尻竜典氏が作曲したオペラ『竹取物語』は、2014年の初演以降も、2015年2月のハノイ公演、8月びわ湖ホールでの舞台上演日本初演と、いずれも絶賛を博した。さらに、2017年7月東京文化会館、10月愛知県芸術劇場にて『ばらの騎士』にゾフィーで出演。その他主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタルなど多彩な活動を展開。メディアへの登場も多く、NHK-FM「気ままにクラシック」で笑福亭笑瓶氏と4年間パーソナリティを務め人気を博し、2012年から17年までBSフジにて音楽&トーク番組「レシピ・アン」にメインMCとして出演。東日本大震災復興支援にも積極的に取り組んでおり、2011年より姉のヴァイオリニスト幸田さと子と10年連続のチャリティ・デュオコンサートを開催している。2017年5月には、CDデビューから10年を迎えたのを記念し、初のベスト盤『幸田浩子 マイ・ベスト・セレクション』をリリース。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。二期会会員(2/2)
発売・販売元 提供資料(2017/10/13)
ヨーロッパの名門歌劇場にも認められた輝かしい歌声が魅力のオペラ歌手幸田浩子。次のアルバムは、時代が変わっても色あせることのないJ-POPの名曲をカバー。1970年代から今世紀にかけての世代を超えて歌い継ぎたい名曲の数々を選曲。作品の歌詞(言葉)に魅せられた幸田浩子が新たな言霊を吹き込み歌います。 (C)RS
JMD(2017/09/20)