『希望の言葉の伝道者』=レクレー、待望のメジャーデビューアルバム!
米/テキサス州ヒューストン出身、現在37歳のクリスチャンラッパー。過酷な幼少期時代を過ごしており、虐待や育児放棄を受けた自身の経験から、感情の捌け口として活動をスタート。16歳にドラッグ・ディーラーとなり、アルコール依存症を経験。過酷の現状を打破する為に祖母の力を借りて、聖書の勉強を開始し、19歳のときに神の為に生きることを決心。クリスチャン・ラッパーとして活動スタートし、2004年にアルバム『Real Talk』でデビュー。少年鑑別所などでのパフォーマンスなど地道な活動を続け、2008年にリリースしたサード・アルバム『Rebel』で米Billboardゴスペル・チャートでラッパーとして初めての2週連続1位を獲得。クリスチャン・ラッパーとしての地位を不動のものとした。ルクレーはその後も数々の作品をリリースし、2012年にリリースした『Gravity』では米Billboard総合チャートで初登場3位を獲得。グラミー賞でラッパーとして初の最優秀ゴスペル・アルバム賞に輝いた。今作『All Things Work Together』は前作から3年ぶりの新作となり、初のメジャー・デビュー作品。先行シングルとなった「I'll Find You ft. Tori Kelly」は2016年のグラミー賞にて最優秀新人賞にノミネートされた期待の新星シンガー、トリー・ケリーを迎えた1曲で、レクレーの「俺たちはいつも一緒にいる、共に願い、祈りながら、そして日々一緒に闘っているんだ。」という熱いメッセージがこもったエモーショナルで感動的な楽曲に仕上がっており、全米クリスチャン・ソングスチャートでも堂々の首位を獲得した。レクレーは今作について「みんなへの希望、熱い想い、そして俺自身の痛みを表現したんだ。みんなに知ってもらいたい、混沌の中にも希望があるということを。」と語っており、世界中の人々へ"希望"を伝える、ポジティブなメッセージが詰まった作品となっている。今作で"クリスチャン・ラッパー"としての枠を飛び越えて、言葉の伝道者として新たなステージへ昇った、新たなルクレーを体感出来ることは間違いないだろう。
発売・販売元 提供資料(2017/08/25)
世俗シーンの流行も弁えながら10年以上のキャリアを数え、2014年の前作『Anomaly』で全米1位に輝いたゴスペル・ラップの旗手が、ここにきてメジャー・デビュー。T・マイナスやメトロ・ブーミンを制作陣に迎えたマンブル&トラップな楽曲を軸に、トリ・ケリーとの先行ヒット"I'll Find You"やタイ・ダラー・サインと組んだ"Blessings"といったアトモスフェリックな曲調でもスピリチュアルに振る舞うスキルは流石です。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.408(2017年10月25日発行号)掲載)