現代ブラジル音楽界の最重要ドラマー/プロデューサー:ドメニコ・ランセロッチの実弟にして、オルタナ・バンド:フィーノ・コレチーヴォのリーダー、さらにマリア・ヒタやマルコス・ヴァーリ等に楽曲提供するソングライターとしても注目されるアルヴァーロ・ランセロッチ(a.k.a. アルヴィーニョ・ランセロッチ)によるソロ2作目。自主盤でありながら、ブラジル最大手の新聞『O GLOBO』の<2016年ベストアルバムTOP10>にデヴィッド・ボウイ、レディオヘッド、ビヨンセ、ボン・イヴェール、アノーニなどと並んで選出された大傑作を日本リリース! (C)RS
JMD(2017/08/31)
ブラジル新世代シーンのキーパーソンのひとり、ドメニコの実弟によるこのセカンド・アルバムは、ヒンヤリとしつつもまろやかで蕩けるような、緊張と弛緩が同居しているような、不思議な感覚を持つ実験的な音響系シンガー・ソングライター作品といった一枚に。音数は少なめだけど、エレクトリック・ギターやパーカッションほか、ひとつひとつの音すべてがいちいち緻密かつセンス良いので痺れます。
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(vol.409(2017年11月25日発行号)掲載)
兄ドメニコ同様その音楽性は多彩でポスト・ロックやジャズ、アフリカンなんかも通過してるのだけど根底にはMPBらしさがある。そして"ハイブリッド"なカタカナ感でない、いい塩梅の弛さが気持ちよくアコギやシンセが交差、絡み合う中ポカポカと鳴るパーッカションが夢の世界へ誘う。自主制作ながらブラジル最大手の新聞の〈2016年ベスト〉にデヴィッド・ボウイ、レディオヘッド、ビヨンセ、アノーニなどと並んで選出されたというのが凄いチカーノ・バットマン『CYCLES OF EXISTENTIAL RHYME』のようなレイドバックしたとろける系やルーツ・レゲエ好きにもオススメしたい。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.130(2017年9月25日発行号)掲載)