2014年発表。 1994年『対(TSUI)』以来20年振りとなる奇跡のニュー・アルバム。プロデュースをデヴィッド・ギルモア、フィル・マンザネラ(ロキシー・ミュージック)、ユース(キリング・ジョーク、ポール・マッカートニーとのザ・ファイアーマン)、アンディ・ジャクソン(近年のピンク・フロイド作品のレコーディング・エンジニア)が手掛け、神秘的なアルバムのアートワークのクリエイティヴ・ディレクターはヒプノシスのオーブリー・パウエルが担当。キーボードのリック・ライトは2008年に死去。この作品はリック・ライトへのトリビュートであり、彼の生前の演奏も収録。が美しき音風景で綴られたピンク・フロイドとしてのフィナーレ、最終章。
<紙ジャケのポイント>初紙ジャケ化
●ジャケット:E式ダブル(ゲイトフォールド・見開き)/しっとりしたマット系紙仕様
●封入物:16Pカラーブックレット レーベル面AB面2枚
●内袋:カラー
●レーベル面:ジャケット絵柄がデザインされた現行CDレーベル面使用(カスタム・レーベルAB面デザイン別途封入)
●2014年マスター音源
発売・販売元 提供資料(2017/09/08)
今作は2014年作品。1994年『対(TSUI)』以来20年振りとなる奇跡のアルバム。プロデュースをデヴィッド・ギルモア、フィル・マンザネラ(ロキシー・ミュージック)、ユース(キリング・ジョーク、ポール・マッカートニーとのザ・ファイアーマン)、アンディ・ジャクソン(近年のピンク・フロイド作品のレコーディング・エンジニア)が手掛け、神秘的なアルバムのアートワークのクリエイティヴ・ディレクターはヒプノシスのオーブリー・パウエルが担当。キーボードのリック・ライトは2008年に死去。この作品はリック・ライトへのトリビュートであり、彼の生前の演奏も収録。が美しき音風景で綴られたピンク・フロイドとしてのフィナーレ、最終章。 (C)RS
JMD(2017/09/05)
前作『The Division Bell』発表後、旧友ロジャー・ウォーターズとの和解、初期を支えたシド・バレット、そして全時代を通じて音楽的支柱であったリック・ライトの死……と、波乱続きだったピンク・フロイド。これは前作時のセッションをフィル・マンザネラやユースの手を借りながら再構築した、20年ぶりの新作にしてラスト・アルバムだ。ということで、引き続きインスト中心でアンビエント色が強め。デヴィッド・ギルモアらしい浮遊感のあるスライド・ギターと、ニック・メイスンの叩くしなやかなビート、リックの詩的情緒溢れる鍵盤が合わさり、筆舌に尽くし難い美しき音絵巻が広がっていく。最終曲の荘厳なバラードが流れた瞬間、涙で前が見えなくなった。ピンク・フロイドよ、永遠なれ。
bounce (C)山口コージー
タワーレコード(vol.373(2014年11月25日発行号)掲載)