フォーマット |
LPレコード |
---|---|
構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年10月05日 |
---|---|
規格品番 |
WARPLP287X |
レーベル |
|
SKU |
801061828714 |
「このアルバムは個人的な記録だけど、わたしのアイデンティティの政治的な背景が、どんな音にするとか、わたしの脆さや強さをどう表現するのかということを特徴づけているの。わたしは黒人女性で、エチオピア系アメリカ人の移民二世で、R&Bやジャズやビョークを聴いて郊外で育った。そういったすべてが、いろいろなところに表れているわ」- Kelela
構成数 | 2枚
2. Waitin
3. Take Me Apart
4. Enough
5. Jupite
6. Better
7. LMK
8. Truth Or Dare
9. S.O.S.
10. Blue Light
11. Onanon
12. Turn To Dust
13. Bluff
14. Altadena
-
1.[LPレコード]
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2.[LPレコード]
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2013年のミックステープと2015年のEPでFKAツイッグスやSZAらと並び称されアンビエントに尖っていた才女が、ソランジュやダニー・ブラウン、ゴリラズとの共演を経て放つ初アルバム。再タッグとなるジャム・シティとアルカを中心に、アリエル・リヒトシェイドやボク・ボク、クウェスらが制作に関与し、数曲でケルシー・ルーがチェロを弾いた本作でも、アリーヤを彷彿とさせる先行曲"LMK"やデスティニーズ・チャイルド風の"Frontline"など2000年前後のR&Bをリマインドさせながら〈ジャズやビョークも聴いて育った〉という背景を滲ませる。サイバーな表題曲や往時のネプチューンズにも通じる"Truth Or Dare"のように、インダストリアルなビートに人間臭い声を絡め、ミニマルだが雄大という相反する要素の両立は破格のカッコよさ。ピノ・パラディーノが隠し味的にベースを弾いた無重力系バラード"Better"などを聴くと、オルタナティヴではなく、いまや彼女の音楽が現行R&Bの王道となったことを実感する。
bounce (C)林剛タワーレコード (vol.407(2017年9月25日発行号)掲載)
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