フォーマット |
DVD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2017年11月02日 |
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規格品番 |
ALBSD-2157 |
レーベル |
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SKU |
4532318412313 |
人は信念を貫けるのか?
第二次世界大戦後、ソヴィエト連邦の影響下におかれたポーランド
スターリンによる全体主義に脅かされながらも情熱的に創作に打ち込む、前衛画家ストゥシェミンスキ
だが、政府に反発した事で、彼は芸術家としての名声も尊厳も踏みにじられてしまい…
戦後の社会主義圧政下で、自らの信念を貫いた実在の前衛画家の人生を描いた実録ドラマ!巨匠アンジェイ・ワイダ監督の魂が凝縮された、心震わす渾身の遺作!!
■2017年アカデミー賞外国語映画賞ポーランド代表にも選出された、巨匠アンジェイ・ワイダ監督の渾身の遺作!
世界を代表する映画監督、巨匠アンジェイ・ワイダ監督の遺作となった本作は、ポーランドの前衛画家ストゥシェミンスキの人生を実写化した実録ドラマ。その重厚な内容には、彼が追及したテーマが凝縮されており、2017年アカデミー賞外国語映画賞ポーランド代表にも選出され、世界が絶賛!巨匠が本作に残したメッセージ、映画ファンなら必見!!
■自らの信念を貫いた、前衛画家の壮絶な人生を実写化!孤高の闘いを描く物語は、まさにワイダ監督の遺言!!
第二次大戦後のスターリンによる社会主義圧政下で、芸術の自由を説き、政府の迫害を受けながらも自らの信念を貫いた前衛画家ストゥシェミンスキ。芸術家の孤高の闘いを描く内容には、ワイダ監督が映画で描き続けた信念も感じられ、感動すること間違いなし!
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
予告編
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1.[DVD]映像・音声面/層片面一層色彩カラー画面サイズシネスコサイズ映像方式NTSC動画規格MPEG2オリジナル言語ポーランド語オリジナル音声方式5.1chサラウンド字幕言語1日本語字幕字幕言語2デカ字幕
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1.残像00:00:00
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遺作に共通する透徹した視線と空気感。『善き人のためのソナタ』と共通する色調。硬い鈍色を帯びた蒼空、常に曇天のような情景。
芸術家はどのように暗殺されるか。手段は、組織からの除名、無職、困窮から病死で以て緩慢に殺すのである。
ワイダ監督映画作品は、この遺作から見始めた。TVで訃報と上映を知り、岩波ホールへ初めて足を運んだ。ロビーには、過去の上映作品のチラシが貼り出され、私が観てきた映画の殆んどがあり、自分が何によってつくられてきたかを知ったのである。
以下、映画パンフレットから。
”私は、人々の生活のあらゆる面を支配しようと目論む全体主義国家と、一人の威厳ある人間との闘いを描きたかったのです。“(アンジェイ・ワイダ、映画パンフレットより)
芸術とは、生活の重要な要素を見つけることであり、それらの抽象的な複製である。芸術とは、生活から分離したものではなく―その中で機能し、それ自体が不可欠な構成要素なのである。(ストゥシェミンスキ、映画パンフレットより)
ストゥシェミンスキは、1893年に現べラル―シの首都ミンスクにポーランド貴族の息子として生まれる。
妻カタジナ・コブロと、ポーランドに「構成主義」をもたらし、ウッチ美術館を創設、前衛美術運動を進めた。私生活では、一人娘ニカがいるが、宗教観の違い等から別居。コブロは、自身の作品を全てウッチ国立美術館に寄贈したが、造形芸術家協会への入会は認められず、生活は困窮を極め、貧困のうちに病死。(加須屋明子 背景解説、映画パンフレットより筆者まとめ)
高名な美術家夫妻は、不遇の死を迎える。“戦後のポーランドの社会主義政府が実施した意図的な政治活動”(映画パンフ)も、不条理という哲学的な言葉では何となく高尚な人類史の足跡のように聞こえるが、そんな深慮遠謀なものではなく、要するに無分別で滅茶苦茶だったのだ。
音楽は、アンジェイ・パニフニク。同様に、迫害され、英国へ亡命。ワルシャワ蜂起で、最初の30年にわたる作曲作品の全楽譜を失うなど、歴史に揉まれた軌跡を、HPや録音や動画等で幸い知ることができる。
芸術グループ「a.r.」のメンバー、詩人ユリアン・プジボスを、クシシュトフ・ピエチンスキが心に残る好演。
ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキWładysław Strzemińskiの誕生日(1893年11月21日)に。
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