結成5周年に新たなスタート!全米人気ガールズ・グループ=フィフス・ハーモニー新体制初のアルバムはセルフタイトル!世界中のティーンが熱狂している平均年齢21歳の米人気No.1ダイナマイト・ガールズ・グループ=フィフス・ハーモニー。2016年12月のカミラ・カベロ脱退後、新たな4人体制となってから初となるニューアルバムが登場。今作のリード・シングル「ダウン feat. グッチ・メイン」は、公開と同時にTwitterで世界トレンド入りし、グループ史上最高の初動セールスで世界25カ国のTunesで1位、アメリカでは最高2位を記録するなど、現在世界的なヒットとなっている。3作目にして初のセルフタイトルとなるニュー・アルバムは楽曲制作に本人たちが一から関わった作品で、ジャスティン・ビーバーの楽曲プロデュースで知られるスクリレックス(「ホウェア・アー・ユー・ナウ」)とプー・ベア(「ホワット・ドゥ・ユー・ミーン?」)や、動画再生数が16億回を超える彼女たちの最大のヒット曲「ワーク・フロム・ホーム feat.タイ・ダラー・サイン」を手掛けたアモ&ダラスケイ、他にも、ドリームラヴ(ニッキー・ミナージュ他)、ハーモニー・サミュエルズ(アリアナ・グランデ他)、セバスチャン・コール(アレッシア・カーラ他)などの豪華プロデューサー陣が参加しているという期待作だ。
発売・販売元 提供資料(2017/08/07)
Rolling Stone - 3.5 stars out of 5 -- "Now a foursome, they have learned what works: a healthy dose of danger mixed with ego-boosting empowerment anthems. They keep spirits and energy high with muted trop house and hip-hop beats on their third album."
Rovi
Following 2016's 7/27, the eponymous full-length effort from American girl group Fifth Harmony is composed of groove-laden basslines, kinetic R&B beats, and soaring vocals, and boasts sleek, crystalline production. "Down" and "He Like That" were pre-release singles. ~ Rob Wacey|
Rovi
カミラ・カベロ脱退後、初めての新作。大ヒット曲"Work From Home"をフィーチャーした『7/27』(2016年)によって人気を決定付けたのも束の間、4人は今後の命運を分ける大きな岐路に立たされることとなったわけだが、カミラが去ってもグループ名を変えることなく、あえてこの局面でセルフ・タイトルのアルバムを出してきた気概にまずはグッときてしまう。ゲストを先行カット"Down"でのグッチ・メインのみに留めているあたりからも、本作に賭ける彼女たちの意地を垣間見ることができるだろう。もっとも、スクリレックスやステレオタイプスらのプロデュース曲を含むアルバムの内容自体に気負いや悲壮感のようなものは一切ない。とりわけ耳を引くのが先述した"Down"をはじめ、"He Like That"や"Make You Mad"といったカリビアン・ヴァイブ溢れるトロピカル・ハウス以降のダンス・チューン。ラストのバラード"Bridges"では、〈壁ではなく橋を作ろう〉と反トランプのメッセージを掲げている。
bounce (C)高橋芳朗
タワーレコード(vol.407(2017年9月25日発行号)掲載)