スウェーデンのシンガー/ソングライター、ジェイ・ジェイ・ヨハンソンによる待望の新作『Bury The Hatchet』。ザ・ナイフやクラップトーン、ファンクストラングらクラブ系アクトへの客演でも知られるベテランが、ベニー・シングスを思わせる魅惑のシルキー・ヴォイスとジャジーでメランコリックなピアノ・サウンドをかけあわせた上質なポップ作に真正面からトライ。映画『カオスの中で(La Confusion des Genres)』のフィルム・スコアなどにより、母国スウェーデンのみならずフランスでも絶大な人気を誇るジェイ・ジェイ・ヨハンソンによる、'15年作『Opium』に続く待望の新作(通算第11作)。ジェイ・ジェイは、1996年に『Whiskey』でアルバム・デビュー、98年のセカンド『Tatto』がフランスのナショナル・チャートで最高16位をマークするヒットとなりフランスでもファン・ベースを確立、以降、北欧やフランスを中心にヨーロッパ各国で人気を博してきたSSWです。トリップホップ、エレクトロ、シンセ・ポップやジャズなど、これまでもアルバムごとに様々なスタイルにトライしてきたジェイ・ジェイが、メランコリックなムードとジャジーなピアノ・サウンド、ベニー・シングスを思わせる魅惑のシルキー・ヴォイスをかけあわせた、懐かしくも新しい、時代を越えた上質なポップ作に真正面からトライ。先行シングルのM(1)「Paranoid」、ジャジーなスロウのM(2)「You'll miss me」、秋味出まくりの枯れうたシンセポップM(3)「November」、切な過ぎるピアノ・バラードのM(8)「Advice to my younger self」、ロンリネス炸裂のシネマティック・インストM(9)「An empty room」、トリッピーなM(12)「Rainbow」やM(13)「Nightmares are dreams too」まで、泣ける名曲を満載!ベニー・シングスやウーター・ヘメルのファンにも是非オススメしたい、ジャズとポップスをまたいだ、裾野の広いクロスオーバー作品。
JMD(2017/08/30)