| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2017年05月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | カウンターポイント |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | COPO-0003 |
| SKU | 4571308560030 |
構成数 : 2枚
【特典映像】
メッセージ映像
〇宇都宮健児氏(弁護士)
〇唐鎌直義氏(立命館大学特任教授)
〇國分功一郎氏(高崎経済大学准教授)
〇松尾匡氏(立命館大学教授)
〇山本太郎氏(参議院議員)
カンヌ映画祭最高賞パルムドールを2度も受賞しているケン・ローチ監督。彼は左派の政治活動家としてもよく知られており、労働者の権利を守るべく奮闘している。
本作はケン・ローチが、国を支える労働者階級が再び立ち上がらねば、との思いで撮ったドキュメンタリー映画である。
1945年は、戦争終結の年だが、戦勝国イギリスでは英雄チャーチルが率いる保守党が大敗、労働党政権が誕生した驚くべき年でもある。労働者が、自分たちで世の中を良くせねばと立ち上がったのだ。
労働党は、貧困、そして貧困による害悪を無くすべく社会保障政策を次々と実現させた。中でも国民保健サービス(NHS)は最も人々に貢献した政策のひとつで、国民の医療費を無料にしたのだ。そしてインフラ産業を国有化し雇用を安定させ、庭付き賃貸住宅を供給し、労働者の住環境を改善していった。しかし、サッチャー政権以降、その民主的社会主義路線を否定し、小さな政府で緊縮政策を進めていく。労働者は再び貧困にあえぐようになった。
ここに登場するある人物が言う「NHSだけは守らなければならない。それは法を犯してでも」。この、皆を幸せにするという思いを売り渡したら全てが終わるということなのである。登場する労働者や、ケン・ローチは、今再び立ち上がろうと訴える。それはイギリスだけの問題ではない。人権がないがしろにされ、貧困が拡大する日本でこそ、再び、ではなく、これから実現させるべきものではないだろうか。本作のメッセージは我々が立ち上がることを励ましてくれる。
また、特典映像DVDとして、本作、そして人権、社会保障、今後の経済・政治などについて、宇都宮健児氏、唐鎌直義氏、國分功一郎氏、松尾匡氏、山本太郎氏のメッセージを収録した。5氏の貴重なメッセージは約170分になったため、別DVDに収録し2枚組とした。

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