アメリカ国内の現況への苛立ちが窺えるタイトルですがその表現は音楽がもちえる陽の作用に見事に転化させていて、この夏、外や車の中、ラジオそして人々が集う街場で聴きたい、ヴァラエティ豊かな楽曲が満載! (C)RS
JMD(2017/07/07)
日本先行発売、フィジカル・リリースは全世界日本のみとなります。ベルリンからLAに移住後にスタートした「The Moxtape」シリーズの第四弾。参加ミュージシャン:チリー・ゴンザレス、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ジョーイ・ドォシク、ニア・アンドリューズ、ペガサス・ウォーニングほかヴォーカル、ドラム、ベース、ピアノ、フェンダーローズ、ナイロン・ストリングス・ギター、フルート、リコーダーなど大半の楽器演奏、アレンジ、作詞/作曲はモッキー自身によるもの。二度目のジャパン・ツアー以降に日本のアーティストたちから頂いたオファーー王舟、KID FRESINO、RadicalfashionーのRemix、アレンジ、作詞・歌唱等のコラボレーション・ワークに加え、先頃遂にリリースされたファイストの新作「Pleasure」にはコ・プロデューサー、共作者、参加ミュージシャンとして名を連ねるなど多忙を極めているはずのモッキーですが自身の作品の創作意欲はまったく途切れることなく、2016年の「The Moxtape Vol.3」の続く新作がはやくも到着しました。アメリカ国内の現況への苛立ちが窺えるタイトルですがその表現は音楽がもちえる陽の作用に見事に転化させていて、この夏、外や車の中、ラジオそして人々が集う街場で聴きたい、ヴァラエティ豊かな楽曲が満載です。ライナーノーツ付き(安田謙一)
発売・販売元 提供資料(2017/07/06)
先日リリースされたファイストの6年振り新作『Pleasure』で、プロデュース、ソングライティング、そして演奏と八面六臂に働いていたばかりのモッキーが、未発表曲をコンパイルしたミックステープならぬモックステープの第4弾を発表。チリー・ゴンザレス、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ニア・アンドリューズなど、気心知れた面々が脇を固め、軽妙にフォークやソウル、ジャズをプレイ。楽曲ごとにスタイルのばらつきはあるが、すべての楽器とヴォーカルが円やかな暖色系の音響で纏められ、ストリングスやフェンダーローズの贅沢な音色も加わり、穏やかな空間のなかに高揚感をもたらしてくれる。
intoxicate (C)青木正之
タワーレコード(vol.129(2017年8月10日発行号)掲載)
盟友ファイストの『Pleasure』における仕事ぶりも素晴らしかったモッキーが、同時期に自身のアルバム作りを進めていたとは! チリー・ゴンザレスやニア・アンドリュースら馴染みのメンツと共に、2015年作『Key Change』から続くエクレクティック・ソウル路線を踏襲しているが、田園風景に映えそうなリコーダー使いのエレクトロニカも収録され、〈長年ファンでいて良かった!〉と感涙してしまう瞬間が多々。素晴らしすぎる!
bounce (C)人與拓馬
タワーレコード(vol.405(2017年7月25日発行号)掲載)