クリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアーがリリースするジャズ100周年3部作『THE CENTENNIAL TRILOGY』の第2弾「ディアスポラ」が完成。
ニューオーリンズ出身、コンコードより鮮烈にメジャーデビューを果たし、ジャズ・シーンの先導を切ってきたクリスチャン・スコットの新作は本来ギリシャ語に由来する言葉<ディアスポラ>と題し、世界のつながりや愛をテーマに制作しました。
エレーナ・ピンダーヒューズをフィーチャーした(1)で幕を明け、ダンサブルなパーカッションのリズムをフィーチャー下(3)、迷い込んだ森の奥で先を導くように音楽が流れていく(5)、ジャズ・テイストが強い反映された(6)、疾走感溢れる(7)を収録。様々な音楽要素を融合しています。
レコーディングには、ヴェテラン・A&Rのクリス・ダンを共同プロデューサーに迎え、エレーナ・ピンダーヒューズ、ブラクストン・クック、コーリー・フォンヴィル(Butcher Brown)、ジョー・ダイソン Jr.(Robert Glasper, Esperanza Spalding etc)、ローレンス・フィールズなど近年のクリスチャンの活動に欠かせないミュージシャンたちが参加。ニュー・オーリンズにて録音されました。
発売・販売元 提供資料(2017/06/30)
トランペッターとしてもコンポーザーとしても、現代ジャズ・シーンの先頭を走り続けるクリスチャン・スコット。伝統へのリスペクトと自身のルーツを取り入れながらも、ミニマル・ミュージックなどの先鋭性も併せ持つ、抒情的でダークな音像は、2015年リリースの『Stretch Music』から続く唯一無二のスタイルだが、本作ではよりヒップホップ的なアプローチが強い印象。機械的なビートが繰り返される中にクールなトランペットが、より一層輝きを増した演奏で抜群の存在感を放っている。グラスパーとはまた違う角度から、ジャズとヒップホップの融合の新たな可能性を提示した作品。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.129(2017年8月10日発行号)掲載)