| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2017年07月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | アルテスパブリッシング |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784865591675 |
| ページ数 | 184 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
◎目次
■インタビュー──ワーグナー 今年の顔
ダニエル・バレンボイム氏インタビュー(聞き手:舩木篤也/通訳:蔵原順子)
まえがき(杉谷恭一)
■特集──ワーグナーの呪縛
ヴァーグナーとブラームス(森 泰彦)
ニーチェと《トリスタンとイゾルデ》(谷本慎介)
In jener Stunde begann es「あのときに始まった」
──ヒトラーの政治思想に入り込んだワーグナー(鈴木淳子)
[連載『ワーグナースペクトラム』誌掲載論文]
トーマス・マンとリヒャルト・ワーグナー
──クナッパーツブッシュの場合(ハンス・ルードルフ・ヴァーゲット/杉谷恭一訳)
■寄稿
ラン・ジークリンデ・ラン── ある女性の遁走を読み解く三つの試論(山崎太郎)
■エッセイ
ワーグナー受容事始──ケーベルと姉崎正治(東野治之)
私がワーグナーに呪縛された三つの理由(樋口裕一)
■上演批評[バイロイト音楽祭報告 二〇一六]
ラウフェンベルク演出の《パルジファル》
──テロリズムに《パルジファル》は答えうるか(梅津時比古)
[国内ワーグナー上演 二〇一六]
ワーグナー豊饒の年を振り返って(山崎太郎)
■書評
国内ワーグナー文献 二〇一六(江口直光)
海外ワーグナー文献 二〇一五/二〇一六(フランク・ピオンテク/松原良輔訳)
執筆者紹介
■海外ワーグナー上演 二〇一六(曽雌裕一)
日本ワーグナー協会二〇一六年度活動記録
日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌。巻頭インタビューはダニエル・バレンボイム!
『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。
日本ワーグナー協会が創立から今日まで、ほぼ10年単位で誌名と編集方針を更新しつつ刊行を続けていますが、2017年からアルテスが発行・発売を担当することになりました。
「シュンポシオン」は、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行われていた議論のことで、プラトンの対話篇『饗宴』の原題でもあります。
本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にしたいとの願いが、この誌名にこめられています。
本号では、「ワーグナーの呪縛(1)」と題して、ブラームス、ニーチェ、ヒトラーなど「ワーグナーの呪縛」とかかわりをもった人々を取り上げるほか、山崎太郎氏、東野治之氏、樋口裕一氏をはじめ寄稿も充実。バイロイト音楽祭や国内の上演報告、内外の文献紹介ほか最新情報も満載しています。

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