その美貌から最近ではモデルとしても活動するノルウェーのアナ・ロッテルードと、ニュージーランドのブレイディ・ダニエル-スミスによるドリーム/シンセポップ・デュオ、アナ・オブ・ザ・ノースが待望のデビュー・アルバム『ラヴァーズ』をリリース!
アナがオーストラリア・メルボルンで勉強中に、ニュージーランド人プロデューサーであるブレイディと出会い本プロジェクトがスタート。その後Skypeなどで制作を進め、2014年にファースト・シングル「Sway」をリリース。それから3年のうちに「The Dreamer」「Baby」「US」「Oslo」などコンスタントにシングルを発表。累計ストリーミング回数は6千万を超え、音楽サイトのチャートで幾度と上位にランクインしたり、ラジオでヘビー・ローテーションされるなど話題を集めていた。そんな中、ついにルーク・スミス (フォールズ、デペッシュ・モード他)を迎えてオスロでレコーディング、コペンハーゲンとロンドンでミックスされたデビュー・アルバム『ラヴァーズ』が完成した。クールなドリームポップがインディー界で人気を集めているアナ・オブ・ザ・ノース。そして人気はサウンドだけにとどまらず、その美貌からアナは近年ではモデルとしても活躍しており、H&MとKENZOのコラボ服のアンバサダーとしても登場している。エリー・ゴールディング、チャーチズ、ラプスリー好きは要チェックの新人エレクトロ・ポップ・デュオ、アナ・オブ・ザ・ノースの今後の活躍に期待がかかる!
発売・販売元 提供資料(2017/06/09)
タイラー・ザ・クリエイターの新作に参加して認知を広げた、ノルウェーとニュージーランド出身の男女から成るデュオが初作を完成。当初はNYの新たな磁場として注目されるハネムーンに籍を置き、淡い宅録インディー・ロックを鳴らしていた2人だが、その後はカイゴのツアーに帯同。本作ではフォールズやデペッシュ・モード仕事で有名なルーク・スミスをプロデューサーに迎え、エレクトロ・ビートを敷いた"Lovers"や"Money"、80s風ゲートリヴァーブを使った"Someone"、トロピカル・ハウスな"Fire"、アンビエントR&B風の"Baby"など、さまざまな音に挑戦している。そこに失恋をテーマにした歌詞が加わって生まれるのは、心の軋む音までが聴こえてきそうな、チャーチズとユミ・ゾウマの中間を行くアンニュイなポップ・ワールド。〈ファン〉という言葉を嫌う彼らがリスナーを表現したタイトルと同様、人と人との距離を見つめた楽曲群がロマンティックな余韻を連れてくる。
bounce (C)杉山仁
タワーレコード(vol.407(2017年9月25日発行号)掲載)