2018年のソロデビュー10周年を目前に、2016年は単身渡米、アメリカでの長期武者修行を敢行した湘南乃風のHAN-KUN。その生活の中、自らの内から感じたアジア人・日本人としてのアイデンティティーを表現すべく、3年振りシリーズ5作目となるアルバムが発売決定。今作は<ジャパニーズ・アイデンティティー>を意識し制作。前作までは主にジャマイカで楽曲制作に励んでいたHAN-KUNだが、今作は前作までと異なり<MADE IN JAPAN>にこだわり全曲国内でレコーディング。国内での制作ながらも、2016年のニューヨーク生活の中で吸収した経験を体現し、全曲世界水準の新録曲が出揃った。日本を意識した聴きやすいダンスホールレゲエサウンド、心に突き刺さるメッセージ、変幻自在なボイスマジックを駆使し、今までとは異なる新しいアプローチの作品が完成。 (C)RS
JMD(2017/06/06)
HAN-KUNのソロと言えばタフ・ゴング録音が恒例化していましたが、2016年のNY武者修行で己のアイデンティティーを意識したらしく、この5作目はオール日本制作。湘南乃風の新EPがダンス・オリエンテッドな作りだったのに対し、大サビを装備したミディアムほか、J-Popのメロディー感をレゲエのリズムに持ち込んだような内容です。メジャー・レイザー"Learn On"的な浮遊ポップも、ひと味違う聴き心地で新鮮。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.406(2017年8月25日発行号)掲載)