ブラジリアン・ミュージックと切っても切れないアフリカン・ビート。フェラ・クティのファンク/アフロビートに代表されるアフリカンと、サンバのスウィング/ボッサのリズム、ノルデスチ音楽までが融合、そして進化してきたブラジリアン・ミュージックの最前線をコンパイル ! (C)RS
JMD(2017/07/13)
ブラジリアン・ミュージックと切っても切れないアフリカン・ビート。フェラ・クティのファンク/アフロビートに代表されるアフリカンと、サンバのスウィング/ボッサのリズム、ノルデスチ音楽までが融合、そして進化してきたブラジリアン・ミュージックの最前線をコンパイル !
最近の活動としては、BBC Radio にラテン音楽の歴史を紐解く番組「Viva Latino」を手掛け、セルジオ・メンデス他、グロリア・エステファン、エディ・パルミエリ、ラリー・ハーロウ、エンリケ・イグレシアスらのアイコンにインタビューを敢行する等、ロンドンにおけるワールド・ミュージックの第一人者として知られるDJ John Armstrong がコンパイル !
ブラジリアン・ミュージックと切っても切れないのがアフリカン・ビート。ブラジルの新世代のミュージシャン達は、フェラ・クティのファンクとサンバのスウィング、ボッサのリズム、ノルデスチ音楽( ブラジル北東部の音楽) の見事に融合 ( だが、ここに収録されている楽曲群にフェラの模倣( コピーキャット) はナシ ! 寧ろアフロビートの進化形とも言うべき事態に !)。「Fourtet+Tom Ze+Thom Yorke」と称されるブラジルの異才Lucas Santtana のブレイクビーツ調の"Musico"、Victor Rice のプロデュースによって結成されたサンパウロのサンバ・ファンク/ダブ・バンドBixiga 70 のパーティー・チューン"5 Esquinas"、「Conversas com Toshiro」なるアルバム・タイトルから三船敏朗を示唆したサード・アルバムで"Takeshi"(北野武)、"Chihiro"(千と千尋の神隠し)等々、ここ日本、極東映画の表現にチャレンジしたことも好事家から高い評価を得たエクスペリ・サンバ最前線Rodrigo Campos による極太アフロ・ファンク"Sou de Salvador" など2011 年から2017 年の間にリリースされた灼熱の全14 曲を収録 !
発売・販売元 提供資料(2017/06/21)
ロンドンのワールド・ミュージック・マスター、ジョン・アームストロングが監修した、ブラジル音楽の最前線を紹介するコンピレーションです。伝統的なアフロビートを咀嚼~消化~吸収してファンキやサンバと融合させたような、常に進化し続けているその姿を2011~2017年リリースの音源に絞って厳選。エクスペリメンタルな楽曲やラップ入りのトラックなど、一口では括れない多種多様な奥深さを感じることができます。
bounce (C)サグライ
タワーレコード(vol.405(2017年7月25日発行号)掲載)