結成15年目に届けられた通算10枚目のアルバム。亀田誠治を共同プロデューサーに迎え、パワーポップ、打ち込み的要素など、新たなアプローチを随所に散りばめた意欲作。力強く男臭い彼らの側面も見せつつ、美メロと草野正宗のハイトーン・ヴォイスで、これまでと変わらず名曲揃いの作品に仕上がった。 (C)RS
JMD(2017/04/18)
実に前作から2年と2ヶ月ぶりスピッツ通算10枚目のオリジナル・アルバム。シングル曲(2)(3)(7)(10)を含む全13曲は初期の頃から良い意味で変わらない彼らの音から伝わる”あたたかさ”が心地良い。(4)(6)(12)がオススメ! (C)silva-cookie
タワーレコード(2002/10/10)
スピッツ10枚目のアルバム。このアルバムタイトルからして、なんかもうやられた!って感じです。デビュー当時から変わらないマサムネワールドが、ほんとうに素晴らしい。初初しさや切なさを愛おしく思えるような、大切な一枚になるはずです。シングル曲(2)(3)(7)(10)ももちろん収録。 (C)Sugisaku
タワーレコード(2002/10/09)
草野マサムネのヘヴンリーな表現世界は、またもや一発で僕たちの頭をふっ飛ばすだろう。危険なまでに幻惑的な旋律、言葉、声──日本の至宝とすら呼びたい彼のソングライティングは、椎名林檎でお馴染みの亀田誠治をプロデューサーに迎えた通算10枚目の本作においても、全く衰えを見せない。バンド・サウンドのダイナミズムも格段にアップ、随所にトリッキーなアレンジを忍ばせながら歌の飛翔をどこまでも高める。最高だ。
bounce (C)内田暁男
タワーレコード(2002年09月号掲載 (P112))