DVD/ブルーレイ
Blu-ray Disc

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フォーマット Blu-ray Disc
発売日 2017年07月05日
国内/輸入 国内
レーベルキングレコード
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 KIXF-4094
SKU 4988003845049

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:23:00

  1. 1.[Blu-ray Disc]
    映像・音声
    面/層 片面一層
    色彩 カラー
    画面サイズ ビスタサイズ
    映像方式 1080p
    動画規格 H.264/MPEG-4 AVC
    オリジナル言語 フランス語
    オリジナル音声方式 dtsHD Master Audio5.1chサラウンド
    字幕言語1 日本語字幕
    1. 1.
      カレ・ブラン
      01:20:00

自ら袋に入る者に 生きてる価値はない。
<社畜>と<家畜>の「すばらしい新世界」を映す、非情と絶望の近未来ディストピアSF。

『THX1138』『時計じかけのオレンジ』の遺伝子を受け継いだ近未来・暗黒譚。

社畜とは、属する組織の中で、その組織におけるルールに忠実に、一切の疑問を持たずに行動をする人間。その組織における権力や威力のあるものに依存し、その従属度合いに比例して畜度を増す。そこには倫理、道徳、モラルは存在せず、権威の価値観がすべてであり、善と悪の判断が完全欠如する。
簡単に言えばロボットと同じだが、権威側からとらえれば生物的に人間であるのでロボットより細かい指示ができる分都合が良い。社畜が生まれ、培養される背景にあるものは徹底した管理・統制と、社畜化する側の生物学的な弱さ。要するに社畜は家畜の一種であり、従属する組織内でのみエグゼクティブになれる可能性を秘めた、完全に麻痺したモルヒネ漬け人間ということである。
『カレ・ブラン』は管理の行く末を厳しい世界にとらえ、その環境における夫婦愛と、人間性の保持による大きな希望を提示する。また明確に「権威」を登場させず、「麻痺した人間=社畜、家畜」と、「気づいた者」を登場させることで、家畜化の原因は外的なものではなく個々の人間の意識にあるということを訴えている。

作品の情報

あらすじ
弱者が生きる余地なき社会。母親が自殺したフィリップは、孤児だけが集められた教室で同じ年頃のマリーと出会い、共に思想教育を受ける。成人した2人はやがて夫婦となリ、フィリップは、「家畜」たちに理不尽な能力テストを強いる、組織のエグゼクティヴ「社畜」として何不自由ない生活を送っていた。しかし通い合っていたはずの2人の心はいつしか冷え切り、結婚生活は破綻しかけていた。そして夫婦関係の修復を願うフィリップの脳裏に、はるか昔、母親から聞かされた野生の白熊親子の残酷譚がよぎった…。

メイン
監督: ジャン=バティスト・レオネッティ(監督、製作、脚本)

その他

アワード:フランス映画批評家協会賞
制作国:フランス
制作年:2011
公開年:2013

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