ベルギーのダンス・ロックバンド、ソウルワックスが13年ぶりとなるニュー・オリジナル・アルバムをリリース!2000年ごろから、地元でのパーティを中心に2メニーDJsとしても活動を開始。そして2002年には、2メニーDJs唯一の公式盤『アズ・ハード・オン・レディオ・ソウルワックス・パート2』をリリースする。エレクトロ、クラシック・ロック、ファンク、R&Bなどといった雑多なジャンルの楽曲を矢継ぎ早に繋いでいく個性的なスタイルは、瞬く間に話題を呼び、同年の年間ベスト・アルバムに多くの雑誌で選ばれた。そして2004年には、ソウルワックスとして6年ぶり3枚目となるアルバム『エニイ・ミニット・ナウ』をリリース。2メニーDJsとしての活動の成果が反映されてか、ラウドなギターは残しつつも、以前よりもダンス・ビートを主体としたクラブ・ミュージック志向のサウンドが聴けるようになっている。翌2005年には、『エニイ・ミニット・ナウ』をクラブ向けにリアレンジしたアルバム『ナイト・ヴァージョンズ』を送り出す。同作に伴うツアーでは、生バンドの演奏によってDJ的に曲をミックスして繋いでいくというパフォーマンスを披露し、その斬新なスタイルで大きな話題を呼んだ。2016年4月には、突如『オーバー・ザ・ブルースカイ』でアカデミー外国語映画賞にもノミネートされたベルギー人監督フェリックス・バン・ヒュルーニンゲンの新作映画『Belgica』の音楽を、ソウルワックスが手がけた。あれから1年あまり、ソウルワックスが13年ぶりとなるニュー・アルバムを携えカムバック!
発売・販売元 提供資料(2017/04/03)
2メニーDJsとしての活動でも知られるディワーラ兄弟率いる最強の人力エレクトロ・バンドが放った12年ぶりの新作は、昨夏のツアーを再現すべく同じ機材/同じライヴ・メンバーで臨み、さらにすべて一発録り! ド派手なパーティー仕様かと思いきや、BPMをグッと抑えたしなやかなサウンドが特徴的だ。クラフトワーク愛溢れるスペイシーなウワ音や抑揚ゼロの歌声も含め、大人のための粋なダンス・ロック集といった趣。
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.402(2017年4月25日発行号)掲載)