レトロ且つ煌びやかなポップ・サウンドを聴かせるモントリオールのバンド、TOPSの3作目が完成!さらにスタイリッシュに洗練された印象のタイムレスな魅力に満ちた傑作の誕生!
前作までモントリオールを中心に活動を行って来た彼らだが、今回、モントリオールからLAはグレンデールへと移り住み、かつて売春宿だったというミニ・マンションで録音を行った。
これまでで最も野心に満ちたアルバムという本作は、引き続きバンドのセルフ・プロデュース。TOPSの持ち味であるレトロ且つセンチメンタルなムードや心地よいメロディはそのままに、ぐっとスタイリッシュに洗練された印象。アンサンブルはシンプルながら、各音はタイト且つ的確に配され、ヴォーカリスト/ソングライターのJane Pennyの琴線に触れる伸びやかで美しいヴォーカルの魅力を見事に引き立たせている。
Jane曰く「LAでの生活は10代の幻想を生きているようだった」とのことだが、バンドと共に生活し、日々ガレージで練習をするという、かつての夢であると同時に、原点回帰的なライフ・スタイルを実現し、とても充実した制作ができたようだ。
軽快且つ的確なリズムと、空間を生かし滑らかに浮遊するリヴァービーなシンセとメロディアスなギターに彩られながら、センシティヴで美しいJaneのヴォーカルやコーラスが注ぎ込まれるドリーミーなサウンド。メロウな展開から程よく疾走する様相まで、緩急の効いた楽曲構成と独特の清涼感のある秀逸なポップ・センスに聴くたびに引き込まれる。
ソフィスティ・ポップの流れもあり、そのサウンドは「ソフトファンクポップ」とも称されているが、インディ~ドリーム・ポップ~シンセポップ~ソフト・ロックまでを横断するような懐かしさと新しさが同居する、タイムレスな魅力に満ちた傑作。
発売・販売元 提供資料(2017/05/18)
『Rumours』から『Mirage』にかけてのフリートウッド・マックに恋い焦がれる、モントリオール生まれの男女混合バンドが放った3作目。活動拠点をLAに移したせいかグッと風通しが良くなり、アリエル・ピンクら同地のインディー勢と共振するリヴァーブ感でもって、ノスタルジックなのにとってもモダンな印象を与えてくれます。一部のファンから言われてきた〈ソフト・ファンク・ポップ〉なる形容が本当にピッタリ!
bounce (C)中井幹代
タワーレコード(vol.404(2017年6月25日発行号)掲載)