クァンティックことウィル・ホランドがその名を一躍広めた名盤と言えば、クァンティック・アンド・ヒズ・コンボ・バルバロ名義で発表された2009年の『Tradition In Transition』だろう。中南米の様々な国籍のミュージシャンが参加したこのアルバムにおいて、ひときわ存在感を放っていたシンガーこそ、今回新たにクァンティックが完成させたアルバム『Curao』で再びタッグを組んだコロンビアの歌姫ニディア・ゴンゴーラである。2014年のクァンティック来日公演および朝霧JAMでも、まるでステージ上に太陽が昇ったかのような輝きを放つ彼女に、集まった全てのオーディエンスが心を奪われた。クァンティック本人も「ニディアがシンガーを務めるGrupo CanalonのCDを繰り返し聴いていたんだ。その時からニディアの歌声が特別だってことを感じていたよ。そこから彼女の作曲した楽曲や彼女の歌詞を知ったんだけど、それらは全て素晴らしく美しかった」と語る通り、満を持して完成した本作は二人によるオリジナル楽曲に加え、ニディアの生まれ故郷の伝統音楽も二曲収録されている。美しさと創造性に溢れる豊かな音楽文化だけでなく、反政府武装勢力や麻薬取引の問題など、コロンビアの真の姿も楽曲に込めているという。傑作『Tradition In Transition』を生んだ名コンビ、クァンティックとニディア・ゴンゴーラの記念すべきコラボ・アルバム『Curao』は世界同時リリース!
国内盤にはボーナストラックが追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。
発売・販売元 提供資料(2017/04/04)
多名義でリリースを続けるクァンティックの新作は、コンボ・バルバロの『Tradition In Transition』(2009年)に参加していたコロンビアの歌姫、ニディア・ゴンゴーラとのコラボ作。彼の地のトラディショナルな楽曲や陽気な雰囲気を目いっぱい取り込んだ曲や、フラワリング・インフェルノ作品で聴かせたようなダビーな楽曲など、伝統と現代のスタイルをバランス良くミックスしたクァンティック節が今作でもかっこいいです。
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タワーレコード(vol.403(2017年5月25日発行号)掲載)