米ブルーミントン出身の4人組バンド。フロントマン、Drew Auschermanのソロ・プロジェクトとしてスタート。ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー『レプリカ』に傾倒し元々はベッドルームでアンビエントやビートを基調とした音楽を制作していた。その後Drewは自信の友達を誘い自身の音楽を具現化するためにバンドを結成。バンドとなることで必然的に彼らのサウンドはギターサウンドを基調としたメロディックなものへと変貌を遂げていった。2014年にバンドは現4人体制へとなり、カセットで3作品を発表。コミュニオンズ、サン・フラワー・ビーンを発掘した名門レーベルFat Possumと契約を交わし昨年にリリースしたセルフタイトルEPはFADERやNME、Gorilla vs. Bearで大きく取り上げられ、アメリカのSpotifyバイラルチャートでは最高2位を記録するなど大きな話題となった。アリエル・ピンク、マック・デマルコに代表されるUSのローファイ・インディーシーンの中で次にブレイクすること間違いなしの大注目の新人が遂にデビューを飾る!
発売・販売元 提供資料(2017/03/21)
いまもっとも注目すべきUSインディー・バンドはこれ! インディアナ州のブルーミントンで生まれたフロントマンがワンオートリックス・ポイント・ネヴァーに憧れ、もともとはソロで楽曲制作を始めたそうですが、2014年から現在の4人編成で活動。ライヴに力を注いでいく過程でギターの比重を高め、果たしてこのたび届けられた初のフル・アルバムはアリエル・ピンクとウォッシュト・アウトとマック・デマルコを足したような(マジで!)、AOR趣味たっぷりのローファイ・ポップ盤に。ノスタルジーを掻き立てるシンセや〈Woo~Woo~〉コーラス、スピッツの名前も脳裏によぎる清涼ギター、そしてユルユルのヴォーカルの合わせ技には、誰もが一瞬で恋してしまうでしょう。フュージョン調のメロウなインストを挿むことで、キザでちょっぴりリッチな雰囲気を漂わせる構成も高ポイント。夕暮れ時のビーチ映え必至なこのサウンドと共に、今年の夏は甘酸っぱい思い出を作りたい!
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.404(2017年6月25日発行号)掲載)