ジャズ界のサラブレット=ジェラルド・クレイトン4年ぶりの新作。ジャズ一家に生まれの伝統的スタイルと深く関わるジェラルドが自身の探求と改革を進めた2017年作品。
84年生まれ、これまでにロイ・ハーグローブ、渡辺貞夫、ダイアナ・クラール、ジョン・スコフィールド、アヴィシャイ・コーエン、クリスチャン・スコットなどのミュージシャンとの共演。"オスカー・ピーターソンを彷彿とさせるプレイスタイルの逸材"と紹介され、デビューアルバムでグラミー賞にノミネート。ジャズの伝統を更新するピアニスト、ジェラルド・クレイトンが新作『トリビュータリー・テイルズ』を完成。
録音メンバーにはサックス奏者にローガン・リチャードソン、ベン・ウェンデル、ダイナ・ステフェンス、不動のリズムセクション、ジョー・サンダース(bass)、ジャスティン・ブラウン(drums)と男性ボーカルの注目株サッチャル・ヴァサンダニ、ポエトリー・リーディングにカール・ハンコック・ラックス、アジャ・モネを起用。目まぐるしい展開の(1)で幕を明け、キャッチーなメロディとR&B/ゴスペルテイストのアレンジで恍惚感に浸らせるシングル曲(10)、サッチャルの歌声が、ローガン・リチャードソンとベン・ウエンデルのメロディと合わさるリッチなハーモニーを生み出す(13)、ポエトリー・リーディングを採用した(8)など収録。レコーディングは、ブルックリンのBUNKER STUDIOにて行われました。"River"(川)の物語をコンセプトに作られた「トリビュータリー・テイルズ」は、人生の中での様々な出会い、地域、食べ物、多様な文化をツアーを通して経験したことを基に作曲されています。生々流転する現代のジャズシーンに先代から学んだ伝統的なジャズを新たらしい方向へ流し出す注目作。
発売・販売元 提供資料(2017/05/01)