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一汁一菜でよいという提案

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フォーマット 書籍
発売日 2017年03月04日
国内/輸入 国内
出版社グラフィック社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784766129540
ページ数 192
判型 A5

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

料理研究家・土井善晴が、日本古来の「一汁一菜」を通して現代日本の食文化の見直しを提言する一冊。
一汁一菜(ご飯+具沢山の味噌汁)の具体的な実践法を紹介しつつ、家庭料理の役割や食文化の変遷、自分で料理することの大切さなどを説いていきます。

作品の情報

メイン
著者: 土井善晴

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職業哲理とその思想書。一つの食の運動になると良いのではないかと感じて読了した。
この本を偶然webで見つけた時は、本当にホッとした。すぐに買わずに、試読後に検索をかけると動画が数本あり視聴してみた。簡単に気負わずに手軽に味噌汁を作る実演をしていたが、基礎が違うので真に受けてはいけないと思え、一般人が作るとやはり味に難があるのではないかと、私は未だ真似する勇気が持てない。
しかし、土井氏の真意には賛同するし、私自身が救われた。
私は新婚後からクリステルの鍋を愛用、スタートセットから少しづつアイテムを増やしていった。ノンスティックの16cmフライパンを4年前に購入した時、何を作るのに適してますかと販売員に尋ねると「アヒ―ジョなんか良いですよ」と教えてくれた。ところが、私はこの“アヒ―ジョ”がどこのどんな料理か知らないので、軽いショックを受けて落ち込んだ。私はいつも和食の惣菜ばかり作って、おふくろの味だとかいう神話を盲信していてのではないかとか、疑問と哀愁を覚えた。だからといって、料理は重労働、結婚直後からの体力不足に悩む私にはレパ―トリ―の拡充など自殺行為、もっと、パッとした見栄えも聞こえも良い料理も作りたいが、シンプルな和食の主副菜に味噌汁が現実的だった。
この一汁一菜は、土井氏が丁寧に解説している通り、単なる合理性からの和食家庭料理回帰ではなく、綿々と繋がれてきた風土に根差した伝統であるから、次々と生活が好転していくのである。
和食は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されている。誰もが出来る文化遺産維持保全にもなるから、今日も一汁一菜から励行。来る日も来る日も、自信を持って、御番菜的一品を躊躇いなく作ることにした。
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