2004年の衝撃デビュー以来、アルバム5作中4作が全英チャート1位を獲得、これまで<BRITアワード><NMEアワード>他数々の音楽賞を受賞し、2014年にはUK最高峰ふのフェスティバル<グラストンベリー>でヘッドライナーに大抜擢され、UKロック界の"ポスト・オアシス"とも称されるまでに上り詰めた、モンスター・ロック・バンド=カサビアン。10年以上のキャリアを持ちながら、毎作品ごとにそのギター・ロックやエレクトロニック・ミュージック、サイケデリカなどを融合させたサウンドを確立させていき、独特な世界観で幅広いファンを魅了してきた彼らが、遂に3年振り6作目となるリリースが決定。 (C)RS
JMD(2017/03/18)
前作とは打って変わり全体的にギターサウンドを中心とした3年振り6作目のアルバム。まるでアークティック・モンキーズを彷彿とさせるような1曲目で幕を開け、カサビアン史上最高にキャッチーでポップな2曲目(メンバーが楽しそうに踊るPVも衝撃的)や得意のダンサブルなベースリフでグイグイ推すサージヴォーカルの8分を超えるサイケ曲の8曲目、アルバムラストを飾る曲はローリング・ストーンズのようなゴスペル調が美しいバラード。サージのソングライティングとトムとサージのヴォーカルの掛け合いも円熟味を増し、カサビアンとして絶頂期を迎えたと言っていい最高傑作。
intoxicate (C)阿部圭介
タワーレコード(vol.128(2017年6月10日発行号)掲載)
ロックンロールとエレクトロを合体させた煽情的なナンバーは、もはや彼らのお家芸。かと思えば、ビートルズというかグループ・サウンズっぽい情緒溢れるエレキの効いた歌謡チックな楽曲もあったりして、毎回ファンを驚かせてくれるエンタメ精神には脱帽だ。2016年のスタジアム公演のライヴ音源を追加したデラックス版が断然オススメ!
bounce (C)柴田和江
タワーレコード(vol.403(2017年5月25日発行号)掲載)