音響トロピカリアの金字塔!トータスやハイ・ラマズ、フアナ・モリーナのような洗練&心地よさ!ステレオラブのレティシアを中心に結成されたコラボ・バンドの傑作デビュー・アルバム!! イギリスで結成されたステレオラブは、アナログ・サウンドとエレクトロニックを巧みなバランスで操り、クラウト・ロックやオルタナティヴ・ロック、さらにはポスト・ロックまでも咀嚼したインテリジェンスな楽曲が特徴な90年代を代表する人気バンド。その中心人物の一人として活動しているレティシアが、長年の音楽パートナーらとコラボレートし作り上げ、ソース・アンサンブルという名義で完成させたスタジオ・アルバムが本作。ステレオラブでの活動で見せてきた50-60年代ポップスやジャズ、映画音楽、ボサノヴァなどのクラシカルな表現手法と、トータス周辺との仕事で確立されたエレクトロニクスとの妙技、そして親交の深いハイ・ラマズのような心地よい音響感がほどよいバランスで構築され、緻密さとゆるさが同居した力作!ステレオラブのメンバーであるジョー・ワトソン、トータスや諸々のシカゴ・アンダーグラウンド名義で知られるシカゴ・シーンの重鎮ことジェフ・パーカーが、レティシアと一緒に数曲のアレンを担当。また、M-3「Love Captive」ではホット・チップのアレクシス・テイラーがデュエットで参加しています!
発売・販売元 提供資料(2017/03/01)
ステレオラブの歌姫、レティシア・サディエールが始めた新ユニットのファースト・アルバム。ボサノヴァ・タッチやアナログ・シンセの使い方などは本隊とも通じるものだが、こちらのほうがより音数を絞っていて風通し良好。それが主役の麗しい歌を引き立てている。アレクシス・テイラー(ホット・チップ)がデュエット役で駆け付けたほか、盟友のジョセフ・ワトソン、ジェフ・パーカー(トータス)も裏方として参加。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.401(2017年3月25日発行号)掲載)