孤高の天才ネイサン・フェイクが5年ぶりに帰還!〈Ninja Tune〉移籍第一弾となる新アルバムをリリース!
鬼才ジェームス・ホールデンに見いだされ、〈Border Community〉の看板アーティストとして確固たる地位を築 いてきた孤高の天才、ネイサン・フェイクが名門〈Ninja Tune〉に電撃移籍!〈Hospital Productions〉設立者のプルリエントことヴァチカン・シャドウをフィーチャーした怪エレクトロな先行シングル「DEGREELESSNESS」に続いて、5年ぶり4作目となるオリジナル・アルバムを遂にリリース!!共通の友人であるジョン・ホプキンスを通じて知り合ったというブレイズのラファエル・スタンデルプレストンのエモーショナルな歌声が舞うエクスペリメンタル・ポップ「RVK」など、ヴォーカリストと初コラボレートを果たし、「僕はいつもロウエンドな機材に魅かれるんだ。チャレンジと限界が同居しているのが好きなんだよ。」と語る通り、Korg Prophecyによってベーシックな部分の大半を制作した本作は今までにない独自の音像でカレイドスコピックなブレイン・ダンスを展開。結果、「自らのキャリアと人生において大きなステップを踏み出した気分だよ。まるで甦ったかのようなね。」と本人が語る深遠でエモーショナルな傑作がここに完成した。
発売・販売元 提供資料(2017/03/14)
ジェイムズ・ホールデンが主宰するボーダー・コミュニティの看板アーティストとして隆盛を誇った孤高の天才、ネイサン・フェイクが老舗のニンジャ・チューンへと電撃移籍して放つ通算4作目。ホールデンやルーク・アボットといった一派が、いわゆる〈テクノ〉から逸脱し、フリーフォームな表現方法で新たな活路を見い出したように、ここでのネイサンもまた大きな変化を求めたようで、プルリエントことヴァチカン・シャドウをフィーチャーした先行曲"Degreelessness"でダークなエレクトロを怪演したかと思えば、ヴォーカリストとの初コラボを果たした"RVK"ではエモーショナルな歌唱が舞うエクスペリメンタル・ポップを披露。"HoursDaysMonthsSeasons"ではかつての音像を彷彿とさせる作風ながらも一段と大きくなったスケールを感じさせ、プロデューサーとしての成長は著しい。名曲"The Sky Was Pink"から13年。ビッグ・レーベルの輝かしい歴史に名を残す傑作で大きな一歩を踏み出したと言えそうだ。
bounce (C)藤堂輝家
タワーレコード(vol.401(2017年3月25日発行号)掲載)