千年医師物語 ペルシアの彼方へ

遥か遠い昔から、僕の人生は決っていた――医師となるべき運命が。
壮大なスケールで描かれるアドベンチャー大作!

★製作費36億円!中世ヨーロッパとペルシアを舞台に壮大なスケールで繰り広げられる歴史アドベンチャー大作。
ドイツ映画界が総力を挙げ、破格の製作費3600万ドルを投じて完成。ヨーロッパでは大ヒットを記録。11世紀、1人の英国青年ロブ・コールがイングランドから海や砂漠を越えてペルシアへと旅し、イスラム世界が生んだ最高の知識人イブン・シーナに師事して医学を志す。実在のシーナは博学の医師、科学者、哲学者であり、錬金術、天文学、数学にも精通した伝説の偉人。
そんなシーナとロブが織りなす師弟の絆のドラマには、人間の死を予見する超自然的な能力や禁断の人体解剖といったエピソードも絡み、史実とフィクションを巧みに融合した歴史劇の醍醐味を観る者に堪能させる。

★原作はベストセラー大河小説。
原作はノア・ゴードンのベストセラー・トリロジー小説「千年医師物語」の第1部「ペルシアの彼方へ」。1986年に発行された本作は、本作の主人公ロブ・コールとその家族や子孫を通して、医学の進歩を描くベストセラー。本作は、1本の長編に収めるのは不可能とも言われたほど中身の濃い原作小説を、見事に映画化した歴史エンターテインメントなのだ。

★1人の青年が医学の道を志し、さまざまな困難と波乱に直面しながらも偉大な師の導きにより医術を究めていく成長物語であり、冒険に満ちたエンターテイメントである。
11世紀には不治の病と見なされていた虫垂炎によって母親の命を奪われたロブ・コールは、その痛切なトラウマを飽くなき探究心に変え、険しい医学の道を究めていく。
クリスチャンでありながらユダヤ人になりすましてイスラム世界に入った英国人青年ロブ。キリスト教世界とイスラム教世界の文化や生活の違いも大きく、また戦争や不治の疫病が庶民を苦しめる暗黒の中世を舞台に、その波乱と冒険に満ちた成長物語が描かれる。"

★アカデミー賞俳優ベン・キングスレーをはじめ、ヨーロッパの新鋭・気鋭が集結したスタッフ・キャスト!
この一大プロジェクトを牽引したのは、歴史もので高い評価を得たドイツの気鋭監督フィリップ・シュテルツェル。モロッコ・ロケも迫力の、砂漠のスペクタクルシーンを映像化、熱い興奮と感動を呼び起こす。
主人公ロブに抜擢されたのは、これが映画初主演となるイギリスの新星トム・ペイン。その端正なマスクとしなやかな身体、繊細さと荒々しさが同居する演技が見どころ。ハリウッド超大作でもおなじみの名優ベン・キングズレーが、"医学の父"にして哲学、天文学、数学、錬金術にも精通した伝説の賢人イブン・シーナを威厳に満ちた存在感で体現。さらに曲者俳優ステラン・スカルスガルド、フランスの二枚目俳優オリヴィエ・マルティネスが脇を固めている。