USインディ・シーンで20年以上に渡って第一線で活躍し、海外の総合レビュー・サイト「Metacritic」の統計で、2000年代最も高い評価を得たバンドとなるなど、USインディ最重要バンドの一つとして人気を集めるスプーンが、記念すべきデビュー・アルバム『Telephono』をリリースしたNYの名門レーベル〈Matador〉に、20年の時を経て復帰!ローリングストーン誌やエンターテインメント・ウィークリー誌などの主要メディアが、"2017年最も期待を集めるアルバム特集"に選出するなど、注目を集めていた待望の新アルバム『Hot Thoughts』をリリース!初の全米トップ10 入りを果たした2007 年の『Ga Ga Ga Ga Ga』以降、2010 年の『Transference』と2014 年の『They Want My Soul』と2作連続で全米4位を記録したスプーン。そして続く9作目となる本作は、ウィーザーやモグワイ、ベル・アンド・セバスチャン、MGMTらを手がけ、前作『They Want My Soul』にも携わるUSオルタナ界の大物プロデューサー、デイヴ・フリッドマンを共同プロデューサーに起用。かねてよりソングライティングに定評のある中心メンバー、ブリット・ダニエルは、今作では親しみやすさと実験性の境界線を完全に融解させ、これまで幾度となく変化を取り入れてきた彼らの素晴らしいキャリアの中でも、最も勇敢かつ独創的な作品を作り上げる。
発売・販売元 提供資料(2017/01/30)
96年の初作ぶりにマタドールへ戻ったことでも話題のニュー・アルバムです。初めて外部プロデューサーを起用した前作に続きデイヴ・フリッドマンとタッグを組んでいて、クラウトロックやサイケ・ガレージ、グラム・ロックなどを丸呑み! ロック本来の持つ艶やかさ/危険な魅力を取り戻そうとする気概が、作品全体から感じられます。ソリッドなギターと媚びないヴォーカルの何とキザなことか! トキメキが止まりません!!
bounce (C)中井幹代
タワーレコード(vol.401(2017年3月25日発行号)掲載)