| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2017年02月18日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784163905631 |
構成数 : 1枚
1章 ケータイ大喜利レジェンドになるか死ぬか
2章 砂嵐のハガキ職人
3章 原子爆弾の恋
4章 燃え盛る屍
5章 堕落者落語
6章 死にたい夜を越えていく
cakes連載で大反響を呼び、出版社からの書籍化希望が殺到した青春私小説の傑作!人間関係が極度に不得手のため、孤独な日々を送る青年は、「お笑い」に生きることを決意する。青春のすべてをテレビや雑誌の投稿企画に費やし、ネタ出しはどんどん加速。ついには日に2000本のボケを作るようになり、深夜ラジオでは広く知られる「伝説のハガキ職人」になるが――。
人間の価値は、人間からはみ出した回数で決まる。
僕が人間であることをはみ出したのは、それが初めてだった。
僕が人間をはみ出した時、カイブツが生まれた瞬間――
その男、あまりにおもしろく、あまりに不器用。他を圧倒する質と量、そして"人間関係不得意"で知られる伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキ、27歳、童貞、無職。
「僕は今、笑いに一番近い場所にいる。ここで死なせてくれ」
その孤独にして熱狂的な道行きが、いま紐解かれる。

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