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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2017年02月02日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 太田出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784778315559 |
| ページ数 | 304 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
【目次】
大きく分けて、エッセイパート(「母の場合」「義弟の場合」)と日記(「夫の場合」)のふたつからなります。
母の場合
義弟の場合
口絵(2016年8月末~10月中旬までに撮りためた写真群)
夫の場合
あとがき
母との絶縁、夫ECDの癌、義弟の自殺......。「わたしは、わたしを許したい」
著者はラッパーとして活躍するECDの妻であり、自身も写真家として活動をしています。2016年2月に刊行された前作『かなわない』では、夫との不和や子育ての苦悩などみずからの生活を赤裸々につづり、その懸命に日常を生きる姿勢が若い女性を中心に大きな共感を呼びました。
2016年8月下旬、夫の癌がわかり生活が一変。「心の安定を保つためにも書くしかなかった」著者は、現実をそのまま印画紙に焼き付けたかのような文章で、激動の日々を一日一日日記に書きつけていきます。まっすぐに日々を見つめ、家族を見つめ、自分の気持ちを見つめたその日記を読むと、毎日をせいいっぱい生きることのひたむきさが伝わってきます。
家族の癌、母と子の関係、子育ての難しさ、多くの人間が共通して抱える悩みに等身大でぶつかっていく植本さんの姿に、読者はきっと心が動かされるはずです。

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