2017年大注目のデトロイト発次世代プロデューサー:Tall Black Guy
ヒップホップ、モータウン、ジャズが熱く絡み合う魅惑の2ndアルバム堂々完成!!
あのGilles Petersonも絶賛!今最もアツいデトロイト出身のビートメイカー/プロデューサー。次世代を確信させる洗練されたビートとサウンドが凝縮した待望の2ndアルバム登場!現在UKを拠点に活躍するデトロイト出身のアーティスト・Tall Black Guy(トール・ブラック・ガイ、以降TBG)。2011年のデビューから間もなくして、ソウルフルで遊び心のあるビートとその類まれな才能はGilles Petersonを筆頭に音楽シーンの中心に立つ人々の関心を集め、2013年に1stアルバム『8 Miles To Moenart』をリリース。そうして注目の高まる中、2015年からの一年間TBGはLittle Dragonのプロジェクトに参加しリミックスを担当。またQuestlove、James Poyser、Eric Lauら錚々たるメンバーと肩を並べ「Jazzy Jeff's Playlist Reteart」に選抜されるなど一気に活躍の場を広げ、現代ヒップホップ/ビートシーンにおける先導者としてのポジションを固めつつある。2作目となる『Let's Take A Trip』について、「このアルバムのテーマは、言うまでもなく「旅」だよ。肉体的にも精神的にも、とにかくシンプルな感覚で作ったんだ。サウンド面で言えば、今作からジャズの影響が強くなったのは間違いないね」と語ったTBG。
LAの注目バンド・Moonchildを迎えたスモーキーで洗練されたムードが心地良いリードシングル"I Will Never Know ft Moonchild"をはじめ、同じくLAのジャズ・ミュージシャンDaniel Crawford、さらには天才Diggs DukeやMiles Bonnyなどまさに今をときめく才能たちが参加し、実に多様な個性が息づく作品となった。幾多のサウンドを縦横無尽に横断し、新たな境地へと向かうTBG。彼の旅はまだ始まったばかりだ。
発売・販売元 提供資料(2016/12/26)
デトロイトのビートメイカーによる2作目。作法は地元の英雄J・ディラの影響が明らかなもので、浮遊感あるウワモノはいわゆる〈ジャジー・メロウ〉な心地良さにも満ちていて蕩けそう。ディグス・デュークが幽玄な歌を漂わせる"Is There More To Life?"や、ムーンチャイルドを迎えた"I Will Never Know"が極上。加えて、ダニエル・クロフォードやマイルス・ボニーらの演奏も作品に奥行きを与えている。
bounce (C)池谷昌之
タワーレコード(vol.400(2017年2月25日発行号)掲載)