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アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト

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フォーマット 書籍
発売日 2016年12月21日
国内/輸入 国内
出版社フィルムアート社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784845916177
判型 A5

構成数 : 1枚

【目次】
■まえがき ──金子遊

■Interview
アピチャッポン、全長編映画を語る

■Art
ヴィジュアル・アート
宙ぶらりんな場所と、透明な糸 ──キュンチョメ

演劇批評
言語化以前の原感覚に支えられた、演劇的な宇宙 ──岩城京子

輪廻
彼の空白 飴屋法水

映画という亡霊を掘り起こす-ヴィデオ・インスタレーション、物語(ナラティブ)、Non-Cinema ──中村紀彦

前世を思い出せる男-アピチャッポン・ウィーラセタクンによるインスタレーション ──カレン・ニューマン (久保豊訳)

転生と精霊の芸術 ──伊藤俊治

夜の森で-遊戯と情動のポリティクス ──港千尋

蔡明亮、バルト、アピチャッポン-身体、同性愛、名付け得ぬもの ──夏目深雪

■Anthropology
ジェンダー
タイのジェンダーと政治社会 ──福冨渉

フィールドワーク
タイ的平衡 ──綾部真雄

探検
世界の未整理性を象徴するタイの「ピー」 ──高野秀行

幽霊
タイの幽霊 ──四方田犬彦

追憶のナブア-「プリミティブ」プロジェクトをめぐる手記 ──アピチャッポン・ウィーラセタクン (水野友美子訳)

病んだ体と政治の体-アピチャッポン・ウィーラセタクンの政治社会学 ──福島真人

ブンミおじさんの森-記憶を歴史に変える映画(抄訳) ──フィルムシック (福冨渉訳)

東北の発見-アヴァンギャルド/フォークロア ──金子遊

■Cinema
音楽
『モーラム』と『プア・チーウィット』とイサーン ──相澤虎之助(空族)

映画製作
アピチャッポンとともに ──福間健二

軍事政権下におけるタイ映画の愚かな現状とその未来 ──アピチャッポン・ウィーラセタクン (木本早耶訳)

「世紀の光」へ向かう奮闘 ──チャヤーニン・ティアンピッタヤーコーン (福冨渉訳)

『世紀の光-タイランドエディション』――この国で映画が映画でなくなる時
──チャヤーニン・ティアンピッタヤーコーン (福冨渉訳)

ディジタル文化とアジア的世界観-「準‐客体」と(しての)アピチャッポン・ウィーラセタクン ──渡邉大輔

タイトル未定 ──北小路隆志

Beautiful Dreamer ──佐々木敦

虚無との接触-アピチャッポン・ウィーラセタクンの映画 ──トニー・レインズ (後藤護訳)

形式化と造化作用 ──四方田犬彦

■あとがき-七番目の芸術による、六番目の大陸行き ──夏目深雪

■編者・執筆者・訳者紹介

■Filmography & Reviews
真昼の不思議な物体/ブリスフリー・ユアーズ/アイアンプッシーの大冒険/トロピカル・マラディ/世紀の光/ブンミおじさんの森/メコンホテル/光りの墓/短編映画作品

■Reviws of Artworks
「プリミティブ」プロジェクト/PHOTOPHOBIA/さいたまトリエンナーレ

アート作品リスト
バイオグラフィー
ビブリオグラフィ

  1. 1.[書籍]

2000年以降の「映画」を動かした鬼才。アジア、いや世界が誇るべき映像の魔術師を、各分野の識者が徹底的に解読!映画論/アート/人類学を軸に、その全貌に迫る!!映画ファンや映画研究者のみならず、全世界を注目させ続けているアピチャッポン・ウィーラセタクン。本年(2016年)は、全劇場長編作の特集上映が実施され、3月には新作『光りの墓』公開、さいたまトリエンナーレへの参加、そして12月には東京都写真美術館での個展が開催されるなど、各所から注目を集めている。本書では、映画論に加え、アートと文化人類学を軸に、英語・タイ語論考の翻訳も交えながら、アジアのみならず世界の映画を代表する作家を多角的に解析。精霊/幽霊や王室、または固有の民族などのタイ文化に着目する文化人類学の観点や、映画と並行して創作しているヴィデオ・インスタレーションを中心としたアピチャッポン作品のアート的側面を論じつつ、映画作品の特定のシーンを分析することで、彼の作品世界で何を描こうとしているのか、その全貌を明らかにする。全長編作品を語る本人のインタビューと詳細な作品ガイドも収録!■ アピチャッポン・ウィーラセタクン1970年タイ・バンコクに生まれ、タイ東北部イサーン地方、コーンケンで育つ。コーンケン大学で建築を学んだ後、シカゴ美術館付属シカゴ美術学校で映画制作修士を取得。 1993年に短編映画、ショート・ヴィデオの制作を開始し、2000年に初の長編映画を制作。1999年に「Kick the Machine Films」を設立。既存の映画システムに属さず、実験的でインディペンデントな映画制作を行っている。長編映画『ブンミおじさんの森』で2010年カン ヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞。映画監督として活躍する一方、1998年以降、現代美術作家として映像インスタレーションを中心に旺盛な活動を行っている。2009年の大規模な映像インスタレーション「プリミティブ」は、ドイツ・ミュンヘンのハウス・デア・クンストにはじまり、数多くの美術館を巡回。2012年にチャイシリと協働でドクメンタ13に出展、2013年に参加したシャルジャ・ビエンナーレではチャイシリとの協働作品が金賞を受賞。同年に福岡アジア文化賞を受賞している。2015年は初のパフォーマンス作品《Fever Room》を韓国・光州のアジアン・アート・シアターで発表し、各都市で公演が続いている。2016年にチェンマイに開館したMIIAM現代美術館で、タイ初となる大規模個展を開催した。チェンマイ在住。<主なフィルモグラフィ>真昼の不思議な物体(2000)、ブリスフリー・ユアーズ(2002)、アイアン・プッシーの大冒険(2003)、トロピカル・マラディ(2004)、世紀の光(2006)、ブンミおじさんの森(2010)、メコンホテル(2012)、光りの墓(2015)

作品の情報

商品の紹介

今世界で最も注目されている映画作家/美術作家であるアピチャッポン・ウィーラセタクンをめぐる初の評論集。この本の登場を待っていた人も多いのでは! というのも、アピチャッポンほど、映画/アート/文化人類学/歴史/ジェンダーなど多様な側面をっている作家もおらず、更にヴィデオ・インスタレーションなどを含めると作品数も大量で、作家の全貌が掴みづらいからだ。本書は、各ジャンルの識者によるアピチャッポン論を中心に、監督自身のインタヴュー、映画のみならずアート作品含む紹介リストもついている。初心者にもアピチャッポン中毒者にも開かれた一冊である。
intoxicate (C)高野直人
タワーレコード(vol.126(2017年2月10日発行号)掲載)

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