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クラシック
CDアルバム

ブラームス: 交響曲第1番, 他

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フォーマット CDアルバム
発売日 2017年01月18日
国内/輸入 国内
レーベルKK-Ushi
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 KSHKO-58
SKU 4997184974752

構成数 : 1枚

【曲目】
(1)モーツアルト:小夜曲K525(1926)
(2)ブラームス:交響曲第1番(1924)

【演奏】
オスカー・フリート指揮:ベルリン国立歌劇場管弦楽団

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

1924年世界初録音!
オスカー・フリートによるブラームスの交響曲第一番

“オスカー“と言う言葉は今日アカデミー賞の代名詞として定着していますが、オスカー・フリートと言う名前を聞いてそれが往年の名指揮者である事を思い浮かべる人は皆無に等しいでしょう。オスカー・フリートは1871年にベルリンの貧しいユダヤ人の家庭に生まれ、正式な音楽教育を受けていないにもかかわらず幼少時はヴァイオリンを巧みに弾きこなし、10歳の頃にベルリン近郊の田舎楽団に入ってホルンを学んで14歳の頃から流しのホルン奏者として放浪生活を続け、18歳にしてフランクフルトにあったオーケストラのホルン奏者になりました。その後、作曲家フンパーディンクの弟子になって音楽を学び、作曲も手がけましたが、20歳を過ぎて絵画と美術史を学んで、画家を目指した事もあります。しかし生活は貧困を続け、やがて犬の調教師として生計を立てつつ音楽を学び続ける様になりました。32歳の時に「酔歌」を作曲し、それがベルリンフィルハーモニー管弦楽団とワグナー協会によって初演されるや驚異的な大成功を収めて、フリートは一夜にして有名な作曲家の仲間入りを果たしました。その後「酔歌」のウイーン公演でマーラーと知遇を得て、ベルリンフィルを指揮してマーラーの「復活」を演奏、マーラーの交響曲第6番、第7番、「大地の歌」、交響曲第9番を演奏し,ワルターやフルトヴェングラーと並ぶ指揮者になりました。しかしナチスの勃興と共に1934年に彼はソヴィエと連邦に亡命し,そこでは大した活動もせずに1941年に死亡して,以後は忘れ去られてしまいました。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2016/12/09)

彼がベルリン交響楽団の指揮者に就任する直前の1923年から1930年に掛けて53タイトルのレコード録音を行なった事が特筆され,特に機械式録音で当時非常に録音困難であったブルックナー、マーラー、Rシュトラウス等の大編成オーケストラ曲の録音に成功しました。このCDに収録したブラームス:交響曲第1番は1923年から1924年始めに掛けて機械式録音で収録されたものであり、世界初録音の座にあります。

<制作者のバイオグラフィー>
1967年九州大学大学院を修了。日本ビクター(株)研究所・音響情報研究室長、武蔵工業大学・教授、東京大学先端科学技術研究センター・客員研究員を歴任し、現在は日本女子大学文学部・客員研究員として音文化の研究、併せて東京大学高齢社会総合研究機構の人間情報工学・伊福部研究室で音響信号処理の研究を行なっている。高校時代よりオーディオに取り組み、大学・大学院で電子通信工学を学んで日本ビクター(株)に入社後はプロのオーディオ研究者に転向。入社後10年以上に亘って録音スタジオやレコード技術部門と連携して音楽録音技術とアナログレコードの研究に取り組み、4チャンネルレコードCD-4の基本設計とレコードカッティング/トレシング歪みの研究で工学博士を取得。ディジタルオーディオ時代以降は大学時代の音声合成認識研究の延長としてディジタル信号処理研究に取り組み、非調和周波数解析GHAの研究と実用化を行なった。大学時代から吹奏楽とオーケストラに参加してプロの音楽家との交流を通じて音楽を独学し、業務で修得した録音技術を駆使して50枚以上のGHA蘇刻CDを含む230枚を越えるCDを制作して今日に至っている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2016/12/09)

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