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オーバー・フェンス 豪華版

4.0

販売価格

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フォーマット DVD
発売日 2017年03月10日
国内/輸入 国内
レーベルTCエンタテインメント
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 TCED-3400
SKU 4562474184250

特典情報

ブックレット

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:00:00
製作委員会:「オーバー・フェンス」製作委員会

  1. 1.[DVD]
    映像・音声
    面/層 片面一層
    色彩 カラー
    画面サイズ シネスコサイズ=16:9LB
    映像方式 NTSC
    動画規格 MPEG2
    オリジナル言語 日本語
    オリジナル音声方式 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
    字幕言語1 日本語字幕
    1. 1.
      オーバー・フェンス
      01:52:00
  2. 2.[DVD]
    映像・音声
    面/層 片面一層
    色彩 カラー
    画面サイズ シネスコサイズ=16:9LB
    映像方式 NTSC
    動画規格 MPEG2
    オリジナル言語 日本語
    オリジナル音声方式 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
    字幕言語1 日本語字幕

誰もがその場所から飛び立てるのを信じてた
美しく壊れかけた男と女の物語

その生涯において五度も芥川賞にノミネートされながら受賞することなく逝った佐藤泰志。
「オーバー・フェンス」は彼にとって最後の芥川賞候補となった作品で、作家活動に挫折しかけた時代に職業訓練校に通っていた自身の体験を基にした物語である。
山下監督は「その瞬間を生きている人間たちの映画にしたい」と撮影前に記したが、まさに本作は、過酷な状況下で、それでも何かを求めずにはいられない「わたしたち」の一瞬一瞬にシンクロする。特定の時や場所を超え、誰しもの生涯の一本になる、映画監督、山下敦弘の熟成と新境地が類稀なる邂逅を果たした傑作がここに誕生した――。

★オダギリジョー×蒼井優×松田翔太×山下敦弘監督
邦画界を支える豪華スタッフ・キャスト陣が圧倒的な力で紡ぎだした、純粋で不器用な者たちの、愛しくも狂おしい青春物語

★『海炭市叙景』(2010年、熊切和嘉監督)、『そこのみにて光輝く』(2014年、呉美保監督)、そして2016年、ますます再評価が高まる孤高の作家、佐藤泰志の小説を現代日本を代表する気鋭たちが映画化するシリーズ、いよいよ最終章!

作品の情報

あらすじ
家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島とキャバクラに連れて行かれ、そこで鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う――。名前は聡(さとし)。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」そんな風に話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが・・・。自由と苦悶のはざまでもがく女の一途な魂にふれることで、男の鬱屈した心象は徐々に変化していくが、それでもままならない時間を過ごすしかない一組の男女。そして孤独と絶望しか知らなかった男たち。美しく壊れかけた男と女がフェンスの先に見つけるものは――。

メイン

その他
原作: 佐藤泰志
脚本: 高田亮
音楽[映画制作用]: 田中拓人

制作国:日本
制作年:2016

商品の紹介

佐藤泰志原作の函館三部作のラストを山下敦弘監督が飾る。地方ならではの閉塞感と胸が苦しくなるリアルな日常を見事に描いた。職業訓練校に通う主人公を演じるオダギリジョー。一見、穏やかだがどこか無気力。こうゆう役はオダギリジョーほどハマる人はいない。蒼井優の突然キレてしまうぶっ飛んだキャバクラ嬢役はさすが。職業訓練校の個性豊かな登場人物たちも見所の一つ。それぞれの日常に立ちはだかる高い壁。乗り越えたいけどなかなか乗り越えられない。でも、必死で頑張ってる。そんな不器用ながらも一生懸命生きる人に突き刺さる映画。どうかフェンスを越えますように! 最後は心からそう願った。
intoxicate (C)阿部圭介
タワーレコード(vol.126(2017年2月10日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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41歳で自ら命を絶った佐藤泰志の自伝的小説を山下敦弘監督で映画化。
オダギリジョー、蒼井優らがメインキャストの繊細な演技が魅力。
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蒼井優すごいなと思いました。終始オダギリジョーと蒼井優の距離感がいい感じに保たれつつ、二人に惹き付けられる。オダギリジョーの不甲斐なさと蒼井優の感情剥き出しの激しさどちらも愛しい。
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改めて「普通」の定義を考えさせられました。
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