Georgia Anne Muldrowプロデュース(!)期待の新星がノルウェーから登場!!!!!
情熱に満ちたリリックとエレガントなサウンドの極上コラボレーションに注目!
ノルウェー出身のシンガー・Nosizwe(ノシズウェ)。あのStones Throw Records初の女性アーティストとしても知られるLAの敏腕プロデューサー/シンガーソングライターのGeorgia Anne Muldrowを迎え制作された彼女のデビューアルバム『In Fragments』がついにリリースされる。デトロイトの人気ラッパー・Guilty SimpsonやDenmark Vessey、ハードバップジャズの大物Rene McLeanなど第一線で活躍する様々なアーティストも参加した本作。今の「モード」とも言える、ソウル・ミュージックをベースに、エレクトロニカ、ジャズ、ヒップホップが巧みに融合したサウンドはリスナーの耳を心地よく刺激する、デビュー作にして決定盤と言えるような一枚となっている。アルバム冒頭の"Songs From Nosizwe"は、革新的なサウンドに民族的な要素が入り混じり絶妙なスパイスを効かせた、彼女のスタイルを象徴するようなナンバー。続く"The Best Drug"ではプロデューサーのGeorgia Anne Muldrowがフューチャーされ、存在感を示すベースと共に生命力溢れる切れ味の良い世界観を表現している。アルバム後半を盛り上げる"So Gone"では、事件性を感じさせる妖艶なムードの中でストーリーテラーのような役割を果たすNosizweの表現力溢れる歌声に誰もが驚かされるはずだ。新たな角度からミュージック・シーンを革新へと導く本作、全てのソウルファン必聴の一枚と言えるだろう。
発売・販売元 提供資料(2016/12/28)
南アフリカ出身の両親を持つノルウェーの女性シンガーによる初作。ジョージア・アン・マルドロウをプロデューサーに迎えて制作され、ジョージア流のコズミックな音像も散りばめた優美なネオ・ソウル作品に仕上がっている。音楽こそ最高のドラッグだと歌う"The Best Drug"をはじめ、小難しさのないオーガニックなグッド・ヴァイブが漂う佳作で、ジャネイあたりを思わせる洗練ヒップホップ・ソウル"So Gone"もいい。
bounce (C)池谷昌之
タワーレコード(vol.399(2017年1月25日発行号)掲載)