APPARATとのユニット"MODERAT"としてアルバム「III」及びライブ盤「LIVE」をリリースしワールドツアーも大盛況、快進撃を続けるMODESELEKTOR。彼らが率いるレーベル〈MONKEYTOWN〉もMOUSE ON MARSからOMAR SOULEYMANまでジャンル問わず刺激的なラインナップが並びますが、2017年はまずこのトリオから!
FJAAKはベルリンで2009年に結成され、2012年に〈BAALSAAL MUSIC〉からデビュー、その後〈50WEAPONS〉に拠点を移し「Attack / The Wind」や「Oben / Unten」などのEPをリリースし、SHEDを彷彿とさせるベルリン・アンダーグラウンド直系のテクノで人気を博してきました。
本作「FJAAK」はここ3年間の彼らの軌跡が詰まった待望のファースト・アルバムで、先行シングル「Wolves」で垣間見えるひりひりとした切迫感漂うビートとウワモノの交錯がたまらないフロア直結のテクノと、90'sエレクトロニック・ミュージックが持っていた荒削りな勢いを感じさせるブレイクビーツなど、FJAAKの特徴/魅力が如実に表現された、まさに名刺代わりの1枚!
発売・販売元 提供資料(2017/01/25)
マウス・オン・マーズやオマール・スレイマンといった顔ぶれが揃う、モードセレクター主宰のモンキータウン。この刺激的なレーベルから新たに送り出されたのはベルリン出身のトリオ。先行シングル"Wolves"をはじめ、ベルリン・アンダーグラウンド直系の骨太テクノや煽情的なリフを搭載したブレイクビーツなど、いずれもまだまだ粗削りな楽曲が並びつつ、それがまた勢いと今後の可能性を大いに感じさせるのです。
bounce (C)野村アリマサ
タワーレコード(vol.399(2017年1月25日発行号)掲載)