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FAKE ディレクターズ・カット版

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フォーマット DVD
発売日 2017年03月02日
国内/輸入 国内
レーベルDIG
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 PADS-1001
SKU 4907953086814

特典情報

劇場用パンフレット縮尺再編集版

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 02:08:00
製作委員会:「Fake」製作委員会

  1. 1.[DVD]
    映像・音声
    面/層 片面二層
    色彩 カラー
    画面サイズ ビスタサイズ=16:9LB
    映像方式 NTSC
    動画規格 MPEG2
    オリジナル言語 日本語
    オリジナル音声方式 リニアPCMステレオ
    字幕言語1 聴覚障害者用字幕
    字幕言語2 英語字幕
    1. 1.
      FAKE
      02:08:00

      監督: 森達也
      プロデューサー: 橋本佳子
      スタッフ: 鈴尾啓太
      出演: 佐村河内守

Fake……偽造する。見せかける。いんちき。虚報。虚偽とは?真実とは?
あなたは、何を信じますか?誰を信じますか?これは、ふたりの物語

「ゴーストライター騒動」で世間を賑わせた佐村河内守氏を追った話題騒然のドキュメンタリー映画。

■佐村河内守氏をめぐる騒動について
聴覚障害をもちながら、「鬼武者」などのゲーム音楽や『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を発表し、「現代のベートーベン」とまで称賛された佐村河内守氏。しかし「週刊文春」で音楽家の新垣隆氏が佐村河内氏との関係を告白、掲載翌日の会見で佐村河内氏のゴーストライターとして18年間にわたり作曲をしていたこと、佐村河内氏が楽譜を書けないこと、耳は聞こえており、通常の会話でやり取りしていたと語った。
いっぽう、佐村河内氏は、主要な楽曲が自身だけの作曲ではないことを代理人を通じて公表し、後の会見でゴーストライター騒動を謝罪。しかし、新垣氏に対しては名誉棄損で訴える可能性があると語った。そして、その後はメディア出演を断り、沈黙を続けている。

■『FAKE』DVDがリリースされます。森達也
現代は情報化社会だと多くの人が言う。あらゆる事象や事件や感情が、文字や映像などの情報に加工されながら流通する。その際に重要なことは、端数を切り捨ててわかりやすくするということだ。なぜなら端数に多くの人は興味を示さない。わかりづらければ他の商品に目を向ける。
こうしてグラデーションは捨象され、グレイは白か黒に強調され、事象や事件と感情はわかりやすく四捨五入されながら単純化されて、商品として消費される。これに正面から抗うつもりはない。本を書いたり映像を撮ったりしている僕も、結局はこの構造から逃れられない。でも時おり思う。これで本当によいのだろうか。大切なことが抜け落ちていないだろうか。
端数の領域にある小さな声や吐息を忘れてよいのだろうか。発達したメディアは競争原理に背中を押されながら、世界を矮小化する。でも世界は僕たちが思うより、はるかに多面的で多層的で多重的だ。つまり豊かなのだ。それに気づくだけで、僕たちはもっと優しくなれるはずだ。

■大ヒットロングラン公開となった衝撃作が劇場公開版に未公開シーンを追加した「ディレクターズ・カット版」となって遂にDVD化!

■実に15年ぶりの森達也監督作。

作品の情報

あらすじ
佐村河内守氏の自宅でカメラを廻し、その素顔に迫る。取材の申し込みに来るメディア関係者たち、ことの真偽を取材に来る外国人ジャーナリスト…。市場原理によってメディアは社会の合わせ鏡となる。ならばこの「ゴーストライター騒動」は、社会全体が安易な二極化を求めていることの徴候と見ることもできる。はたして何が本当なのか?誰が、誰を騙しているのか?映画は、この社会に瀰漫する時代の病をあぶりだしながら、衝撃のラストへとなだれ込む。FAKE(虚)とFAME(名声)の狭間には・・・

メイン
監督: 森達也(監督、撮影、出演)
出演: 佐村河内守

その他
撮影: 山崎裕

制作国:日本
制作年:2016

商品の紹介

「ゴーストライター騒動」で世間を賑わせた佐村河内守氏のその後を、オウムを題材にした『A』『A2』の森達也が追ったドキュメンタリー。映画はほぼ佐村河内氏の自宅のみ。妻の手話を介して行われるインタヴュー。どこかで佐村河内氏にボロが出ないかと興味本位の私たち。例えば、そんな興味本位な私たちの欲望が、昨今の単純化した二元論的なマスメディアを作り出したのだ! とひとりごちた後に漂うモヤモヤ感こそこの映画の肝。見た後にものすごくいろいろ言いたくなる映画で、さんざん言った後にでも何か違うんじゃないかと思ってしまう映画。極上の無間地獄。
intoxicate (C)高野直人
タワーレコード(vol.126(2017年2月10日発行号)掲載)

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