数々のヒット曲を放ち、毎年のようにラヴコールを受けて来日するR&Bアンバサダー!
「I'm In Luv」「All The Things」「The Love Scene」「Don't Wanna Be A Player (Still Not A Player)」「Stutter」「I Wanna Know」「If I Was Your Man」「If You Lose Her」… ほぼ毎作1曲以上の「クラシック」を23年にわたり輩出、とりわけその、薔薇の花が似合ってしまう甘いルックスとロマンティックなバラード、しかしバラード一辺倒ではなくR&B DJが回したくなるフロア向けチューンも擁してと、R&Bに求められるもの全てを備え、90年代R&Bアーティスト中最多の来日回数:近年もほぼ毎年ペースの来日を果たすほど絶大な人気を誇るジョー。
通算12作目は自身のフルネームをタイトルに冠し、キャリアに裏付けされた自信がみなぎる傑作!
R&B好きのみならず一聴頂きたいのは、発売1年足らずで全米ダイアモンド・アルバム=1000万セールスを記録するアデル『25』収録曲「ハロー」の、伸びるハイトーンでの込み上げでこれぞジョー色に染め上げたカヴァー!
アルバム先行曲の「So I can have you back」はビルボード・アダルトR&Bチャート長期トップ10入り中の、ドラマティックな展開がマチガイナイ一曲。また、2016年の黒人歴史月間に突如発表された、オーティス・レディング「Try a little tenderness」モロ使いのオヤジ泣かせな「Our Anthem」にも改めてシビレルーっ!
日本盤ボーナストラックには、セカンド・リード曲「Happy Hour」のジョー独唱ヴァージョン収録。
発売・販売元 提供資料(2016/12/06)
約2年半ぶりの新作。グッチ・メインを招いたトラップ調の"Happy Hour"などで現行モードを取り込みつつカントリーにも接近した多彩な内容だが、前作で好相性を見せたジェラルド・アイザックが中心となって制作した楽曲にはジョリオン・スキナーがペンを交えた従来のジョーらしい実直なバラードも含み、情熱的に歌い込んでいく。アデル"Hello"のカヴァーやオーティス・レディング名曲を再構築したアンセムも快演。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.398(2016年12月25日発行号)掲載)