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クラシック
CD
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
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商品の情報

フォーマット

CD

構成数

2

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2017年01月25日

規格品番

WPCS-13579

レーベル

SKU

4943674252619

作品の情報
メイン
アーティスト
商品の紹介
父親もプロの演奏家で音楽一家に育ち、作曲もこなすロシア出身のもとトップ・モデルの美しきチェリスト、ニーナ・コトワ。ワーナー移籍第1弾のチェリストにとってのバイブル的作品、JSバッハ「無伴奏チェロ組曲」(全曲)は、輸入盤で発売され、好調な売れ行きを示し、演奏は、その華やかな外見とはイメージが違って、骨太で情熱的なもの。 (C)RS
JMD (2016/11/03)
収録内容

構成数 | 2枚

合計収録時間 | 02:17:12

    • 1.
      [CD]
    • 2.
      [CD]
カスタマーズボイス
総合評価
5.0
★★★★★
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★★★★★
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投稿日:2022/01/01

現在では、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」と同様にこの「無伴奏チェロ組曲」もガット弦を張ってバロック弓で弾いたり、モダンチェロでもバロック風に弾く演奏家が多くいます。しかしながら、このニーナ・コトワの演奏は、これらの演奏とは180度違います。キレイな女性が弾いていると想像するとガツン!ときます!骨太の分厚い濃い響で朗々と歌い上げて重戦車のよいに邁進していきます。カザルスの時代の響に戻ったようです。もちろんカザルスの演奏とは違いますが…。彼女が使用している楽器も影響しているかもしれません。楽器は、かつてジャクリーヌ・デュ・プレが使用していた1673年製ストラディバリウス“デュ・プレ”です。

組曲第1番のプレリュードの冒頭で'“ぶお〜ん”と変にアクセントを付けて弾く演奏家が多い中で、テンポでさり気なく弾く演奏に好感をおぼえます。この時点で変にアクセントを付けられると後の演奏を聴きたくなくなります。テンポは、早くもなく遅くもなく丁度いいものです。組曲第2番の4曲目のサラバンドは、テンポを若干落として朗々と深々と響かせます。組曲第3番の1曲目のプレリュードの重音の大きさに圧倒されます。音の洪水が怒涛のように押し寄せて来ます。3曲目のクーラントはテンポを若干早くとり、バリバリ弾いて来ます。一転、4曲目のサラバンドではテンポを若干落として低音豊かに朗々と弾いています。重厚さだけではなく、組曲第4番の5曲目のブーレでは軽やかに、さらに6曲目のジーグではさらにテンポを加速して楽しそうにいっきに弾いていきます。彼女のテクニックの素晴らしさを感じます。しかも、そのテクニックを感じさせないほど楽々と弾いていきます!同じことが組曲第5番の第4曲目のガヴォット、大5曲目のジーグにも言えます。組曲第6番の第2曲目アルマンドでは陰と陽をバランスよく弾き分けています。第3曲目のクーラントとは組曲第4番の5曲目のブーレと同じことが言えます。軽快な第6曲目のジーグで演奏は終わります。全体に曲によって重厚さと軽快さ、陰と陽を明快に弾き分ける、素晴らしい演奏です。サラ・サンタンブロジオの温かみのある演奏と双璧をなす演奏です。

モダンチェロで弾く「無伴奏チェロ組曲」の可能性を最大限に引き出した、いや、可能性はまだあるんだぞ、と教えてくれた演奏として絶賛したいです!

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