アヴァンギャルド表現者・テンテンコ待望のファースト・ミニ・アルバム!今作は様々なアーティストを職人として迎え、テンテンコの歌やパーソナリティをまるで工業製品の部品のごとく1枚のCDに構築した作品。 (C)RS
JMD(2016/10/25)
◆今作品は様々なアーティストを職人として迎え、テンテンコの歌やパーソナリティーをまるで工業製品の部品のごとく1枚のCDに構築していったものである。
◆アイドル、フリーランスとしての活動を経て、彼女の表現欲求を工業製品としての芸術に圧縮させた。
◆全楽曲が異なるプロデューサー陣によって構成されている。作詞は全てテンテンコが行い、作曲や編曲に様々なアーティストを迎える事で、既存のファンの期待を良い意味で裏切り、新たなリスナーの耳に届くよう工夫されている。
◆今作に収録が決定している2016年8月に先行デジタルリリースされた「放課後シンパシー」は耳鳴りが残るくらいの低音をPOPSに昇華させたテンテンコの〈これから〉を象徴する楽曲であり、アレンジャーにillicit tsuboi氏を迎え、OTOTOYウィークリーチャートで1位を獲得した。
◆また、「放課後シンパシー」に引き続き、今作品においても長尾謙一郎氏がアートディレクターを務めている。
◆本来彼女が得意としているテクノ、エレクトロミュージックの要素を残し、歌謡曲的なアプローチも含め、無意識に口ずさんでしまうようなメロディに仕上げた。
◆工業製品を英語に訳すと〈インダストリアルプロダクト〉という。インダストリアルとはカウンターカルチャーから派生した電子音楽の一種を指すワードでもある。今作はテンテンコとしてのPOPを追求したものであるが、彼女の血肉はインダストリアルで構成されており、決して一筋縄ではいかないPOPSが収録されているMINI ALBUMとなっている。
◆トイズファクトリーの新レーベル〈MIYA TERRACE〉よりパッケージリリース。
発売・販売元 提供資料(2016/10/20)
独自の表現欲をオリジナルに昇華してきたテンテンコがメジャーでの初パッケージをドロップ。illicit tsuboiやLogic System、JINTANAらコラボ相手ごとの解釈で、ノイジーな低音が響くインダストリアルから可愛らしいテクノ歌謡、チルウェイヴな雰囲気まで多彩な全7曲。音の振り幅やエッジーな姿勢を窺わせる自作詞によって、型にはまらない彼女の生き方を体現した仕上がりに。耳馴染みのいいキャンディー・ヴォイスも素敵。
bounce (C)森山心月
タワーレコード(vol.398(2016年12月25日発行号)掲載)