Rock/Pop
カセットテープ

Digital Ash In A Digital Urn

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フォーマット カセットテープ
発売日 2016年11月04日
国内/輸入 輸入
レーベルSaddle Creek Records
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 00103937
SKU 648401023848

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:00:00
Precocious indie wunderkind Conor Oberst (AKA Bright Eyes) released two full-length albums--I'M WIDE AWAKE, IT'S MORNING and DIGITAL ASH IN A DIGITAL URN--in early 2005, and the latter proved to be a stylistic curveball that veered sharply away from his emo-folk sound and into synth-heavy electronic music. The results sometimes recall a more pop-savvy version of Oberst's Saddle Creek labelmates the Faint, particularly on the gloomy "Down in a Rabbit Hole" and the New Wave-inspired single "Take It Easy (Love Nothing)." By 2005, Nebraska native Oberst had made New York City his second home, and the urban influence shows through in the form of cool, burbling electronica (the light, airy "Hit the Switch") and the presence of Nick Zinner, guitarist for local favorites Yeah Yeah Yeahs. However, DIGITAL ASH isn't the complete departure some fans anticipated; Oberst's strikingly plaintive vocals and quirky songwriting are threads that directly tie the album to its companion disc, making both essential for Bright Eyes aficionados.
エディション : Remaster

  1. 1.[カセットテープ]
    1. 1.
      Time Code
    2. 2.
      Gold Mine Gutted
    3. 3.
      Arc of Time (Time Code)
    4. 4.
      Down in a Rabbit Hole
    5. 5.
      Take It Easy (Love Nothing)
    6. 6.
      Hit the Switch
    7. 7.
      I Believe in Symmetry
    8. 8.
      Devil in the Details
    9. 9.
      Ship in a Bottle
    10. 10.
      Light Pollution
    11. 11.
      Theme to Pinata
    12. 12.
      Easy/Lucky/Free
  2. 2.[カセットテープ]

作品の情報

メイン
アーティスト: Bright Eyes

ゲスト
アーティスト: Nick Zinner

オリジナル発売日:2005年

商品の紹介

Rolling Stone (No. 966, pp.57-8) - 3 stars out of 5 - "[O]nce it gets going, it's phenomenal, with OMD-style guitar and keyboard hooks..." Uncut (pp.72-3) - 4 stars out of 5 - "Like fine pop writers before him, Oberst's simply wrestling with something troubling he feels thick in the air." Alternative Press (p.81) - 5 stars out of 5 - "[R]iskier but not totally out of character; it's the more holistic right brain to WIDE AWAKE's rational left brain."
Rovi

 コナー・オバーストはもともと多作だから、2枚同時リリースと聞いて驚く人は少なかったと思う。が、ただでさえ内から流れ出た言葉を整理せずに詰め込む人だ。そのぶん膨大な量の言葉と向き合うことを覚悟して聴いていただきたい。共に現在の米国と世界を巡る状況を背景にしている2枚のアルバムのうち、まず『I'm Wide Awake, It's Morning』はこれまでの作品の延長上にあるルーツ・ロック作品。こちらは、緊急事態にあることを踏まえて、日常生活のなかに小さな幸福や真理を見い出してゆく寓話集といえるかもしれない。そんな生活感溢れる心象風景に彼はポリティックスを自然に絡め、端々がほつれたような未完成な声と言葉で、自分を揺さぶる感情を生々しく伝えている。まるで、頭の中を駆け巡る考えや情報を消化し切れない焦燥感を、〈生きていること〉の証として誇らしく掲げるかのように。一方の『Digital Ash In A Digital Urn』では(ローファイではあるものの)初めて電子音を導入。歌としての印象はさほど違わないが、全体的にメランコリックな空気が漂い、タイトルにある〈灰〉と〈骨壷〉が示唆するとおり〈死〉というテーマに貫かれているように思う。つまり前述の〈生きていること〉を別の視点から眺めて、表裏両面を描いているのではないだろうか? 辿り着く結論も同じだ。覚醒して世界の行方を見つめながら、人を愛し、喜びを分かち合い、限りある人生を精一杯生きること。それこそが、抑圧者に対する最大の反抗の意思表示なのだ、と。
bounce (C)新谷 洋子
タワーレコード(2005年03月号掲載 (P62))

 ブライト・アイズ=コナー・オバーストは、デビュー時からみずからの中にある2つのアイデンティティーに左右から引っ張られていたところがある。ポール・サイモンやボブ・ディランに影響を受けた自分と、ニルヴァーナがブレイクしたころに曲を作り始めたという自分と。そして、これまではその両方で均衡をとっていたコナーもついに1枚では集約しきれなくなったのか、完全にスタイルを分けた2枚のアルバムを同時に発表した。プロデューサーはどちらもこれまで同様にマイク・モギスだが、先に完成させていたという『I'm Wide Awake, It's Morning』のほうにはエミルー・ハリスが客演しているように、前作『Lifted Or The Story Is In The Soil, Keep Your Ear To The Ground』のオルタナ・カントリー色を抽出したような素朴な仕上がりになっている。コナーのシンガー・ソングライター的資質は、こちらのほうに強く出ているといえるだろう。一方で『Digital Ash In A Digital Urn』のほうは音の加工や装飾に腐心した跡が窺える、いびつなおもしろさが浮き彫りになった1枚。ヤー・ヤー・ヤーズやポスタル・サーヴィスのメンバーらの参加は、彼がネブラスカ一派からさらに交友範囲を広げている事実を伝えるものでもあるが、なによりスタジオ作業も楽しめる彼の一面が伝わってくる。だが、どちらの作品でも起承転結がハッキリしているコナーのメロディーメイカーぶりは健在。いまどき珍しいくらいに、明確な旋律と展開を持った曲を書くことができる希有な存在であることを痛感できるはずだ。
bounce (C)岡村 詩野
タワーレコード(2005年03月号掲載 (P62))

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