フレンチ・ディスコ・レジェンドが新スタジオ・アルバムを引っ提げてダンス・フロアに戻ってきた!70年代、ヨーロッパを席巻したユーロ・ディスコ・ブーム。そのシーンをジョルジョ・モロダーと共に牽引したのが、このセローン。その彼が約7年振りとなる新作スタジオ・アルバムを完成!ナイル・ロジャーズ、ホット・チップのアレクシス・テイラー、アロエ・ブラックなどの豪華ゲストが参加したディスコ黄金期サウンドが今再び皆の腰を揺らす!!
発売・販売元 提供資料(2016/10/14)
Mojo (Publisher) (p.94) - 3 stars out of 5 -- "[E]xactly the sort of album you'd expect from him, all synths and sophistication. RED LIPS has plentiful collaborations, with those from left-of-centre often providing the highlights..."
Clash (Magazine) - "Each track is a glossy spark of old-school funk, and while the thrill lasts it's completely joyous."
Rovi
御年64を迎えたセローン、およそ7年ぶりの新作。ユーロ・ディスコの親玉としてジョルジオ・モロダーと並び称されるフレンチの重鎮だが、電子音楽家としてミュンヘン・サウンドを確立したジョルジオとは異なり、USのソウルやロックに親しんだファンキー・ドラマーという原点を持つ彼は、革新的というよりはトレンドに対する柔軟で品のあるアプローチがブームで開花したという印象が強い。ゆえに楽曲性やグルーヴの普遍性も高く、"Supernature"(77年)で世界的な成功を収めて以降も各方面で周期的にリサイクルと再評価が繰り返されるのだろう。いまアルバムを出す意図はカイザやアロー・ブラック、ブレンダン・ライリー、アレクシス・テイラー(ホット・チップ)といったシンガーの人選からも明白ながら、本人は変わらずドラムを叩いて美麗な生音のグルーヴを気分良く紡ぎ続けるだけ。だからして、同じ道を進んできたナイル・ロジャーズのギター参加も大して重要なことじゃない。こんなんが権威化したらクソです。今回も最高。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.397(2016年11月25日発行号)掲載)